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市内寺院堂々巡り(第四回)八百比丘尼堂 [堂々巡り]

今回は市内で一番北に位置するお堂を訪ねます。
まず栃木市の地図でお寺の記号が一番北に有るのは、西方町眞名子男丸の八百比丘尼堂です。
出流山満願寺よりも北に位置します。ここ西方町眞名子男丸は赤津川の源流でもあります。
鹿沼市(旧粟野町)との境を成す大倉山(454.8m)の南麓を流れる赤津川の左岸に立派な堂宇が建っています。
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周辺は公園として整備されており、駐車場や公衆トイレも有ります。
案内板には「八百比丘尼」に「おびくに」と振り仮名が付いています。
「八百比丘尼」の伝説は同様の話が全国的にあるそうです。読み方も「はっぴゃくびくに」とか「やおびくに」などもあります。
お堂に向かって右手の方向に「男丸の鏡水」、別名「姿見の池」があります。
案内板に「八百姫が家出して数年後故郷に帰った時、数百年すぎたと言われた自分の姿が、全く変わらず娘の姿そのままに世の無情を感じ、仏門に入る決心をした池とされ、今も八百比丘尼堂の横に清水が湧いています。」
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お堂の屋根は銅板葺で勾配も強く美しい反りが八百比丘尼の容姿を想像させます。
ここは元、眞名子の南に接する大柿龍興寺開山の南峰妙譲(仏厳禅師)によって開かれた龍淵庵(りゅうえんあん)の跡ということです。
桜の花やアジサイなど四季折々の風景は訪れる人の心を和やかにしてくれます。
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<内容につきましては一部西方町史を参考にさせて頂きました。>
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