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市内寺院堂々巡り(第十九回)都賀三十三薬師巡礼⑤ [堂々巡り]

三十三薬師巡りも半分をクリアーしました。今回は21番から25番を巡ります。
21番は下野市川中子川西の洲崎山です。
下野市天平の丘公園から東へ丁度1kmの所、道路の北側の水田の中に十数本の木の間に堂宇が見えます。東南東の方向を向き、昔の茅葺屋根を覆うように亜鉛板葺きの屋根が付けられています。
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22番は壬生の町を抜ける日光西街道(国道352号線)を鹿沼方面に進み、北関東自動車道の下を抜ける。少し行くと道の左側に「稲葉の一里塚」が有ります。
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更に北上していくと稲葉小学校前歩道橋が有りますが、そこを右に入った所に「薬王寺院」と言うお寺がありました。ここが目的の場所ですが、明治維新後本寺である近くの圓宗寺へ合併となり、今は何の形跡もありません。跡地は今の小学校の西隣の民家あたりと言われています。尚、小学校の入口近くに昔の学校の煉瓦造りの門柱のかたわれが残っていました。
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23番は日光西街道を更に500m北上すると道路左側に「梅林天満宮」と彫られた石柱が有ります。その所を入った所に天満宮の社が有ります。目的の寺院はここも廃寺となって有りませんが、「梅林山安楽院神宮寺」と言う天満宮の別当寺です。社殿の裏手に今も数基の無縫塔が残っておりました。
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24番は日光西街道を更に2km北上すると、左に入る細い道が有ります。100m程行くと前方に薬師堂が見えてきます。「八龍山三明院龍光寺」です。
所在は鹿沼市北赤塚町になります。開創は大永七年(1527)、真言宗智山派の寺院です。
東向きの堂宇の中には、中央に薬師如来坐像、その左右に日光・月光菩薩像、そしてその左右に六体づつ色鮮やかな十二神将像が祀られております。
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25番は鹿沼市北半田の東高野山医王寺です。
ここは鹿沼市の市街地の西側に南北に連なる低い丘陵地の南端部に位置します。ここから南を望むと1kmほど先に思川の小倉堰が有ります。
県道307号線から寺院への参道が北に伸びています。緩やかな坂を登って行くと仁王門が迎えてくれます。門をくぐると正面に巨大な茅葺屋根の金堂が現れます。金堂内には薬師三尊が祀られているとの事です。金堂の右脇を進むと唐門、更にそこを回り込むと大きな講堂が有ります。他に金堂の西側には弘法大師堂や地蔵堂などが並んでいます。各伽藍が良く整備されて厳粛な趣が感じられました。
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1967年4月に訪れたことが有り、その時撮影した写真が残っていました。
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