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栃木市内の寺社に見る橋、ここにも有りました。 [栃木市の橋梁]

栃木市内には特別に紹介をするような有名な橋は有りません。
唯一、県の土木遺産となっている錦着山南東麓に有る石造りアーチ橋「八雲橋」については、前に私のブログでも紹介をしました。
今回は市内の社寺の境内・参道等に架けられた、神聖な場所と俗界との境界の印としての橋を紹介したいと思います。今まで何気なく渡っていた所も有るかも知れません。
最初は、これは皆さんご存知でしょう、太平山神社の神橋です。この橋は渡ることは出来ません。
太平山神社神橋(1981年)0.jpg太平山神社神橋(1981年)1.jpg
(1981年に撮影しました。新しく架け替えられた時です。)
次は惣社町大神神社の境内、室の八島に架けられた「八嶋橋」です。杉木立の中、緑に包まれた朱塗りの橋が趣を増しています。
八嶋橋0.jpg八嶋橋1.jpg
岩舟町小野寺、村檜神社参道に架かる石橋。風化した石が歴史を感じさせます。
村檜神社0.jpg村檜神社1.jpg
以上の神社は、市内では誰も名前は知っている歴史の有る所ですが、次は近場に有っても以外と気付いていない神社です。
入舟町県庁掘りの直ぐ傍、井上神社参道に架かっている「神代橋」です。
井上神社0.jpg井上神社1.jpg
箱森町鷲宮神社参道入口に架かる橋です。親柱に「昭和三年」と刻まれています。
箱森鷲宮神社0.jpg箱森鷲宮神社1.jpg
同じく都賀町家中の鷲宮神社です。毎年11月23日の例大祭(酉の市)にはお囃子や御神楽などが賑やかに行われます。
参道には赤く塗られた「御禊橋」が有ります。「昭和34年11月竣工」、「皇太子御成婚記念」と親柱に刻まれています。この年の4月に現在の天皇皇后両陛下がご結婚なされました。それを記念して造られました。
家中鷲宮神社0.jpg家中鷲宮神社1.jpg
皆川城内町の東宮神社参道に有る「御神橋」の高欄には「紀元二千五百七十二年 氏子中」とも刻まれています。西暦では1912年になります。
皆川東宮神社0.jpg皆川東宮神社1.jpg
東宮神社には子供の頃、流鏑馬や草競馬を見に、親に連れられて来ました。その時の大勢の人の活気が今も思い出します。
次は寺院の境内に架けられた橋を紹介します。最初は旭町定願寺の弁天堂前に架かる橋です。
定願寺0.jpg定願寺1.jpg
大平町富田の玉正寺境内に架けられた「極楽橋」です。寺院ならではの命名です。平成10年8月吉日と記されております。
玉正寺0.jpg玉正寺1.jpg
最後も大平町です榎本の大中寺の参道に架かっている。「吉祥橋」と刻まれております。昭和41年6月と読めます。又別の親柱には「先祖報恩」などとも刻まれています。
大中寺1.jpg大中寺0.jpg
それぞれの橋には氏子の方や檀家の方の色々な思いが込められ奉納されたものに違いありません。
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