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栃木市神田町の宝樹寺 [堂々巡り]

今回訪問するのは、栃木市神田町の宝樹寺です。通称「赤門寺」で知られています。
今から40年以上も前になりますが、私は毎日栃木駅から東武電車に乗って宇都宮に通勤をしていましたが、電車の窓から宝樹寺の赤く塗られた門が見えました。
2013年10月に初めて訪れた時は、本堂の南に建つ朱塗りの山門は、2011年3月11日の東日本大震災の影響によるものか、筋交を付けて補強をしていました。三角コーンを置いて注意喚起されていましたので、通るのをひかえて、東側に回り込んで駐車場入口から入りました。
宝樹寺0.jpg宝樹寺2.jpg
本堂は南向きで、その西側には東向きの薬師堂が建てられています。
宝樹寺1.jpg宝樹寺5.jpg
この寺の建立は、宝徳元年(1449)仲仕上に有った「原の房」(現在の大宮町如意輪寺の前身)の隠居俊禅和尚の開山と伝えられます。
その昔は、ご本尊として薬師如来を安置しておりました。正式名称も「医王山 瑠璃光院 宝樹寺」と号します。真言宗豊山派の寺院です。
その後、年月を経てから別立の講堂ともいうべき新本堂には、阿弥陀如来をお迎えし、薬師如来は境内仏堂として祀られるようになりました。
宝樹寺3.jpg宝樹寺4.jpg
明治41年3月1日の大火にて、本堂庫裏を全焼、大正2年に再建されました。
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青木隆尚

私の住む地域に赤門と言われる旧家がありますが、謂れが分かりません 東大の赤門(御守殿門)に倣って 地方大名の娘が嫁いだ先に朱色の門を建てさせたのだろうかなどと想像していますが、お寺さんの場合は、どんな謂れがあるのでしょうか。
 お教えいただければ幸いです。




by 青木隆尚 (2020-11-07 11:54) 

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