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懐かしいモロのフライ [食]

今日は、時々小雨が降り、肌寒い日になりました。
昨日もはっきりしない一日で、家の中に居た為、今日は思い切って外出をして、昼食も外食することにしました。向かった先は「なすび食堂」です。
なすび食堂0.jpgなすび食堂1.jpg
「なすび食堂」は栃木市役所の目の前に有る、昭和初期のレトロな雰囲気の食堂です。お目当ての食べ物は、「モロのフライ」です。
もろフライ0.jpg
(モロのフライが付いた「栃木定食」980円を食べました。少し量が多かった、単品でモロフライとライスだけで高齢者には十分。ごはんも100%栃木のコシヒカリで美味しかった。)

最近はずっと食べていませんでしたが、私が子供の頃はよく食卓に並びました。私もこの「モロのフライ」が大好きでした。
父親の実家の近く、巴波川に架かる「倭橋」のたもとに「長栄軒」と言う食堂が有り、食堂入口の右横でコロッケやシュウマイなどと一緒にモロフライを売っていました。(今はモロフライは売っていないようですが)子供の頃、お使いで買いに行った事を覚えています。
最近、大通りを歩いていた時に、「なすび食堂」の店頭に「モロフライ」の文字を見つけて、食べたくなっていました。
何十年も口にしていなかった「モロのフライ」、一切れを口に頬張ります。揚げたての衣がサックサク。中のモロが口の中で溶けるように柔らか。口の中で昔の味を探り出すように、味わいながら食べました。懐かしい味が口の中によみがえってきます。
もろフライ1.jpg
この「モロのフライ」が、栃木周辺独特の食べ物だという事を、私は最近知りました。
「モロ」はサメの肉で、昔から栃木では普通に食材として食べられていました。栃木県は海無県だった為に、冷凍技術の出来ていない昔は、尿素を体内に多く蓄積しているサメの肉は、日持ちがすることから、栃木では安価に入手できるタンパク源として重宝されていたという事です。

今日はカロリーを取りすぎたようなので、帰りはいつもより少し余計に歩くコースで家に帰りました。本日の総歩数は、14749歩(約10km)でした。
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