SSブログ

日本で一番大きい煉瓦アーチ橋「碓氷第三橋梁」を見て来ました。 [橋梁]

標高が900メートル程有り結構高いので、紅葉もそろそろ良いのではと思い国道18号線を走り碓氷峠の手前で見る事が出来る、旧信越本線の碓氷川に架かる煉瓦造りのアーチ橋「碓氷第三橋梁」を見に行って来ました。(ちなみに、JR日光駅付近の標高は534m、華厳の滝駐車場付近は1282mです。)
しかし紅葉はまだ少し早かった感じです。山の上の方が色付き始めて来たところです。
最近、長野方面に行くときはもっぱら「上信越自動車道」を利用してしまう為、碓氷峠を越える事はまず無くなっていましたので、本当に久々の碓氷峠でした。
上信越自動車道の松井田妙義ICで一般道に下り、国道18号で横川から碓氷峠に向かいました。碓氷バイパスとの分岐から5km、10分足らずで道路右側に目的の「碓氷第三橋梁」が姿を現します。
碓氷第三橋梁1.jpg
(国道脇から見た「碓氷第三橋梁」)
橋から300m程行った所に有る駐車場に車を置いて、橋の所に戻ります。
国道18号線から橋の上まで歩いて登り、橋の上に乗ることが出来ます。
「碓氷第三橋梁」の説明板が登り口に建てられています。
碓氷第三橋梁2.jpg
※説明板の内容を写してみました。
      旧信越本線の碓氷第三アーチ
   1.建 設 明治二十五年十二月竣工
   2.設計者 イギリス人、パゥネル技師
           日本人、 古川晴一技師
   3.構  造 煉瓦造、アーチ橋
           (径間数四、長さ八十七.七メートル)
   4.建設してからのあゆみ
     碓氷の峻険をこえるため、「ドイツ」の「ハルツ山鉄道」のアプト式を採用して
     横川、軽井沢間が明治二十四年から二十六年にかけて建設されました。
     その、こう配は1000分の66.7という国鉄最急こう配です。
     これを昭和三十八年九月、速度改良の為新線の完成と同時に使用禁止
     となりました。このアーチ橋は廃止になった構造物の中で最大のものです。
     すぐれた技術と芸術的な美しさは今なおその威容を残しております。
     ここに往時を偲ぶ記念物として、その業績を長くたたえたいものです。
         昭和四十五年一月一日
                    高崎鉄道管理局
                    松井田町教育委員会
碓氷第三橋梁5.jpg
下から見上げると、その大きさが一層迫ってくる感じです。残念ながら私は信越本線を利用した事が有りませんので、国鉄最急勾配のアプト式列車に乗車した経験が有りません。
現在、アプト式は大井川鉄道にて1000分の90という勾配で運行されていると聞きます。今度乗ってみようと思います。
碓氷第三橋梁3.jpg碓氷第三橋梁4.jpg
(5号トンネル側より碓氷第三橋梁を撮影)
横川駅から元熊ノ平駅の間は遊歩道「アプトの道」として歩いて散策できると言うので、「碓氷第三橋梁」から「熊ノ平」間を歩いて来ました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0