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ほうとうを食べに [食]

ここ数年は家族全員が揃う正月に、富士吉田市に「ほうとう」を食べに行くのが恒例になりました。今年は4日から仕事始めとなる為、子供達の日程の都合が付かず、本日出かけることとなった。例年であれば2・3日は箱根駅伝をテレビ桟敷で観戦する所であるが、車の中でカーラジオを聞きながら、富士吉田に向かうこととなりました。
昨年、圏央道の白岡菖蒲と桶川北本の区間が開通した事で、栃木から富士吉田間が高速道路で繋がり、一層便利になりました。
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(初めて走行する圏央道の区間、前方に富士山が姿を見せている。)
栃木ICを9時30分に入って、富士吉田ICを出たのが丁度12時。2時間30分で間近に富士の霊峰を望むことが出来ました。
早速、ほうとうを食べる事にします。今年はユニークなデザインの店舗「ほうとう不動東恋路店」に入りました。
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熱々の鍋に野菜たっぷり味噌仕立てのほうとうを、頬張ります。
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お店には、後から後からひっきりなしに、御客が入ってきます。店員さんが手際よく動いています。
満腹になった体を車のシートにゆだね、次は富士山をビューポイントの一つ御坂山中腹の「天下茶屋」に向かいます。昨年は1月10日に千円札に描かれた「本栖湖から望む富士山」を撮影しました。残念ながら逆さ富士は現れませんでしたが、今日と同様絶好の晴天に恵まれました。
今年は国道137号線(御坂みち)を北上し、笛吹市方向に進み「新御坂隧道」入口手前で右方向に分かれる道県道708号線を選び、その先に有る「天下茶屋」に向かいます。河口湖畔から35分で天下茶屋に到着しました。天下茶屋の南側が開けて、目の前に富士山が左右に裾野を広げています。丁度富士山の上に新春の太陽が輝き、富士山はシルエットに成っています。その富士の足元に河口湖が鏡の様に輝いて見えます。
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(天下茶屋の前より河口湖対岸にそびえる富士山を望む)
ここ「天下茶屋」は太宰治や井伏鱒二が滞在したと言い、茶屋の二階に「太宰治記念室」が併設されているそうです。天下茶屋の先に現在通行止めとなっている「御坂隧道」が有ります。そのトンネルの入口より左方向の山道を少し登った所に、太宰治の文学碑が富士を望む様に建てられています。
石碑の表には「富士には月見草がよく似合ふ」の、太宰治の代表作の一つ、短編小説「富嶽百景」の中の一節が刻まれています。
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(天下茶屋、二階に太宰治記念室が有る) (富士山を望んで建つ、太宰治文学碑)
何時までも眺めていたい富士山を後に、帰路に付きます。新御坂隧道を抜け笛吹市に行って、一宮御坂ICから中央高速道路に、「ところが」と言うか「予想通り」と言うか、小仏トンネル手前の渋滞が行く手を塞いでいます。
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(中央道登り車線の渋滞の様子)
談合坂から小仏トンネルまでの約17kmを80分かかってしまいました。トンネルを抜けた後は、先ほどまでの車はどこに行ってしまったのかと思うほど、順調に栃木に戻る事が出来ました。



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