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栃木市に国土地理院設置の電子基準点が有りました [地図]

今年に成って、又せっせと歩き始めました。先日は今年初めて栃木市総合運動公園に行って、3kmジョギングコースを回りました。 
コースの途中、東側の芝生公園から園内を貫流する荒川に架かる橋を渡り、陸上競技場に向かって歩いている時、左手のプールの手前に建つステンレス製の建造物が目に留まりました。
GPS観測局4.jpg
傍まで行って見ると、下に説明板が設置されており「GPS観測局」と有りました。建造物は建設省国土地理院が設置したものです。
GPS観測局1.jpgGPS観測局2.jpg
「GPS観測局は地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、受信データは茨城県つくば市にある国土地理院に毎日転送しています。この受信データは、土地の測量、地図の作成、地震・火災噴火予知の基礎資料に利用される。」との説明が記されていました。
GPS観測局3.jpg
家に戻ってから早速「栃木」の地形図を確認してみると、運動公園のプールの北側に、見慣れない地図記号が記されています。三角点記号の上に電波塔の上部のヒゲの様な記号が付いたもので、凡例を見ると「電子基準点」と有ります。これまでの三角点や水準点と一緒に並んでいます。記号の横に三角点や水準点と同様に数値が付いています。その基準点が設置されている場所の高さを表しています。
栃木市運動公園の電子基準点の設置してある場所の高さは「53.8m」という事が分かります。
「栃木」の地形図に何時からこの電子基準点が記されたのか、確認をすると平成9年発行には見られず、前回発行の平成15年の地形図に、初めて記載されました。
この「電子基準点」は現在国内に約1240ヶ所(20~25km間隔)設置され、我が栃木県内には11ヶ所有るそうです。その内6ヶ所は佐野市の吾妻中学校の様に学校の構内に設置されています。

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