SSブログ

市民マラソンブーム?! [駅伝・マラソン]

先の日曜日は、第10回東京マラソンが開催されました。毎回3万人以上の市民ランナーが参加する国内最大のマラソン大会となっています。私はもっぱらテレビ桟敷での観戦です。第1回の大会では、申込者が約9万5千人、倍率は約3倍だったそうです。ところがこの10回大会では、倍率は11倍以上となっているとと新聞に載っていました。そんな影響か最近では全国で市民マラソン大会が、開催されるようになっているそうです。栃木県内で1年間に開催されるマラソン大会は30大会以上有ります。
栃木県内大会一覧を見ると、年の初め1月1日に開催される、「栃木市元旦マラソン大会」が有ります。この大会は今年、第40回を迎える歴史の有る大会です。我家でも子供達が、小学校から高校生まで参加をしていました。
元旦マラソン1.jpg元旦マラソン2.jpg
(栃木市元旦マラソン大会冊子)  (平成6年元旦マラソン大会受付の様子)
歴史の古いマラソン大会としては、高根沢町の「元気あっぷハーフマラソン兼長距離走大会」そして、大田原市の「芭蕉の里くろばねマラソン大会」がともに43回となっています。
2003年高根沢元気あっぷマラソン(第30回)1.jpg2003年高根沢元気あっぷマラソン(第30回)2.jpg
(高根沢町第30回元気あっぷマラソン大会のスタートとゴールの様子)
一覧表に出ていない大会も有るでしょうし、マラソンでは無く駅伝大会も含めると、年間を通してどこかで大会が行われているかも知れません。
少し前の事ですが、NHKテレビの「あさイチ」と言う番組で、栃木市の知名度をどうしたら上げられるか視聴者からアイデアを募集をしている中で、≪マラソン大会を開催しては。≫と言う意見が有りました。
確かにマラソン大会が開催出来るなら、良いかもしれませんが、それには相当なエネルギーが必要になるんだろうなと思います。
元々栃木市では「元旦マラソン大会」の他に、「太平山・蔵の街マラソン大会」を毎年秋祭りの時期に実施していました。
蔵の街マラソン2.jpg蔵の街マラソン3.jpg
(第4回とちぎ・太平山・蔵の街マラソン大会の様子、栃木市制50年を祝うアドバルーン)
それが2002年の第20回大会を最後に幕を閉じました。その理由は私などに分かる筈は有りませんが、マラソンコース等の道路事情によるものと、勝手に想像しています。その当時私は自治会の体育委員として、マラソンコースへの自動車の進入を規制する交通整理スタッフとしてずっと携わっていました。その為、自分の子供達が走っていても、ほとんど見る事も出来ませんでした。
蔵の街マラソン1.jpg蔵の街マラソン4.jpg
(最後に成った、第20回とちぎ・太平山・蔵の街マラソン大会)
蔵の街マラソン6.jpg蔵の街マラソン5.jpg
マラソン大会を開催する為には、多くの運営スタッフが必要になります。「受付」「スタート・ゴール」「記録」「誘導」「警備」「救護」などなど。
そして肝心なのは、≪安全で魅力のあるコースが設定出来るか≫と言う所だと思います。藤岡町の渡良瀬遊水地の貯水池の周りを走るコースは、一般車両が入らないので安全ですし、駐車場の確保も問題ないのですが、風が強くなると結構ランナーにはきついコースに変わります。以前群馬県板倉町などが主催した「板倉ハートフルマラソン大会」が有りましたが、現在は行われていません。
板倉ハートフルマラソン大会1.jpg板倉ハートフルマラソン大会2.jpg
(1998年3月の板倉ハートフルマラソン大会、途中から天候悪化して湖面を吹く風が!)
今年。36回目を迎える「鹿沼さつきマラソン大会」もこれまでコースの変更見直しをしてきています。
鹿沼さつきマラソン.jpg鹿沼さつきマラソン1.jpg
(ゴール地点は変わらず、鹿沼市御殿山公園野球場、走り終えくつろぐ参加者達)
新しいマラソン大会が生まれている陰で、消えていく大会も有ります。昭和55年に開催された栃の葉国体を記念して昭和59年から行われてきた、「栃の葉国体記念健康マラソン大会」も平成26年の第32回大会を以って終了となっています。
健康マラソン1.jpg健康マラソン2.jpg
(宇都宮市西川田の栃木県総合運動公園陸上競技場での受付の様子)
市町村合併等によっても消えてしまった、又は名前が変わった大会も有ります。
「今市杉並木マラソン大会」は「日光杉並木マラソン大会」に改称され、開催回数もリセットされました。又田沼町では、頭書「唐沢城址マラソン」で開催していたものを、2001年に日本列島の中心田沼町を走ろうというキャッチフレーズにて「どまんなかマラソン大会」に改称しましたが、2005年に佐野市との合併により、現在は「さのマラソン大会」に統一されています。

栃木市も合併により市域も広がりました。新しい魅力の有るマラソンコースを設定して、この市民マラソンブームに乗って、更に栃木市をアピールできる機会を増やせれば良いのですが。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0