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栃木市の煙突の有る風景(その3) [懐かしい写真]

栃木市内で見られた煙突のある風景をこれまで2回紹介しました。今回はこれまでの様な大きな煙突では無く、今も街中に残る銭湯の煙突を探してみました。私自身は子供の頃に、数回利用した記憶が残っていますが、成人してからは利用しなくなりました。
数年前までは市内でも何軒か営業をされていたと聞いていますが、現在は室町ミツワ通りに面している、「玉川の湯」さんだけになってしまったのではないでしょうか。
私の母は生前、その「玉川の湯」さんや万町の「アルプス温泉」さんに良く出かけては、お湯につかったり、銭湯の2階で友達と会話をしたり、踊りを見たり踊ったり楽しい時間を過ごしていました。
今回改めて街中を歩いて、銭湯の煙突を見て回りました。
まずは現在も営業をされている室町の「玉川の湯」さん、通称「金魚湯」と呼ばれています。
玉川の湯1.jpg
(ミツワ通りに面した「玉川の湯」さん。手前の鳥居は「鹽庚申」様)
玉川の湯2.jpg玉川の湯3.jpg
(明治22年創業と言う、玉川の湯さんの煙突と銭湯の入口)
そして万町、栃東中正門前から西に抜ける道路に面する「アルプス湯」さん。
アルプス湯1.jpgアルプス湯2.jpg
同じく万町、近龍寺山門前の「鶴の湯」さん。こちらの御風呂屋さんには、チョッとした思い出が有ります。まだ私が若かった頃、市内の風景を撮影していた時、「鶴の湯」さんの御主人に「写真を撮るな」としかられました。
確かに良く見ると、「撮影禁止」の張り紙がして有りました。それを見逃した私が悪かったのです。今回は遠目で煙突の見える風景として撮影をしました。
鶴の湯1.jpg鶴の湯2.jpg
次は旭町、神明宮第二公園の東側、文化会館方向へ向かう道路に面した「福の湯」さんです。
福の湯1.jpg福の湯2.jpg
他にも、市内には銭湯が有りました。私の記憶に残っている所では、泉町の北関門通りに面して「那須温泉」と言う銭湯が有りました。その当時銭湯の入口の上に「那須温泉」と記した街灯が付いていて、夕暮れになるとチョッと風情が感じられました。何度か撮影をしたいと思いましたが、とうとう撮らずじまいでした。今思うと本当に残念でした。
もう一軒、泉町には銭湯が有りました。「翁の湯」さんです。北関門通りの1本西側を通る細い裏通りに面して有りました。ここも現在は空き地になっています。北側には「積善会病院」と呼ばれていた病院の古い建物が今も残っています。
翁の湯.jpg
(嘉右衛門通りを進むと右手に古くなった土蔵が残っています。その裏手に「翁の湯」の煙突が見えました。でも今はもう有りません。)
無くなってしまってから何時も思います。写真に残しておけばな!と。でもいつも見ている風景は、何時までも有るのではと錯覚をしています。煙突もいつか取り壊されて無くなって行く運命なのかもしれません。
「梅の湯」.jpg
(幸来橋の北東側、倭町の裏通りに面し「梅の湯」が有りました。1966年撮影)



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