新緑の雲巌寺へ [堂々巡り]
今日5月5日は立夏、暦の上では夏になります。そして昨日に続いて今日も、暦通りの暑い1日となりました。今回は新緑があふれる、大田原市の雲巌寺を訪れました。
私が初めて雲巌寺を訪れたのは、40年以上前になります。そして最近では一昨年2014年に訪れました。雲巌寺は大田原市東部の黒羽地区で、大田原市の中心街からでは、車でも40分ほどかかる、茨城県との境に横たわる、八溝山地の中に位置します。車で10分ほどで茨城県との県境になります。
雲巌寺の南側を東から西に、武茂川(むもがわ)の渓流が、新緑に包まれた谷の下を流れています。この武茂川左岸の道路脇に有る広い駐車場に10数台の車が止まっています。
雲巌寺にはここから、武茂川に架かる朱塗りの反り橋「瓜瓞橋」を渡った先に石段が有り、その上に重厚な山門に向かいます。この景色は40年前と殆んど変わっておりません。丁度2014年秋に訪れた時に、入口となる「瓜瓞橋」の高欄の塗り替え作業中だったのかビニールシートで養生されていました。今回は鮮やかな朱色の高欄が、新緑の中に浮き上がります。
(1973年撮影、雲巌寺山門) (2016年5月撮影、新緑の雲巌寺山門)
雲巌寺は正式に「東山雲巌寺」と称し、臨済宗妙心寺派の寺院で、御本尊は釈迦牟尼仏になります。山内に寺の由緒を記した説明板が建てられています。
「神光不昧」と書かれた額が掲げられた山門を潜って、中に入ります。正面に緩やかな曲線を以って左右に広がる銅板葺きの屋根を頂いた「仏殿」。山号「東山」と大書した額が掲げられたいます。
(ご本尊の釈迦牟尼仏を安置している仏殿)
仏殿に向かって左手正面に「平和観音」の額が掲げられた堂宇。右手には鐘楼が建っています。
(観音堂) (鐘楼)
鐘楼の前に「雲巌寺略図」とその下に、山内での心得が記されています。
(鐘楼前に建てられた「雲巌寺略図」)
仏殿の裏手の石段を更に登り「獅子王殿」へ。参拝の後方丈前から自然豊かな山内を眺めます。「釈迦堂」「鐘楼」「山門」の屋根が緑色の空間に点在します。
(手前露盤宝珠を頂いた屋根は仏殿。右奥が山門、左奥が鐘楼の屋根)
(右手の建物が「獅子王殿」) (獅子王殿わきに咲いていた牡丹の大輪)
帰りは山門を通らず左側を下る坂道へ進む。裏門の前を過ぎると、右手に橋の高欄親柱に擬宝珠を付けた石橋が掛かっています。「瑞雲橋」と親柱に刻されています。
(武茂川に架かる「瑞雲橋」) (瑞雲橋の文字を刻す、石造りの親柱)
雲巌寺前を流れる「武茂川」には「雲巌寺五橋」と呼ばれる橋が架かっている様です。今回そのすべてを見てくることは出来ませんでしたが、山門前に架かる「瓜瓞橋」、そしてこの「瑞雲橋」さらにこの上流側の「涅槃橋」「梅船橋」そして下流側に「独木橋」の五橋だそうです。
(山門前、擬宝珠を載せた朱塗りの反り橋「瓜瓞橋」)
(武茂川の流れの上に架かる新しい「独木橋」。隣りに古い橋が残っている)
(現在の「独木橋」の隣りに残る、古い「独木橋」) (道と川百選、雲巌寺周辺の武茂川の碑)
今は更にその下流に架かっている、「三和橋」「錦雲橋」「心橋」を含めた、「雲巌八橋」と言う呼び方もあるそうです。
今度来た時は、ゆっくりと歩いてこれらの橋の有る風景を見てみたいと思いました。
私が初めて雲巌寺を訪れたのは、40年以上前になります。そして最近では一昨年2014年に訪れました。雲巌寺は大田原市東部の黒羽地区で、大田原市の中心街からでは、車でも40分ほどかかる、茨城県との境に横たわる、八溝山地の中に位置します。車で10分ほどで茨城県との県境になります。
雲巌寺の南側を東から西に、武茂川(むもがわ)の渓流が、新緑に包まれた谷の下を流れています。この武茂川左岸の道路脇に有る広い駐車場に10数台の車が止まっています。
雲巌寺にはここから、武茂川に架かる朱塗りの反り橋「瓜瓞橋」を渡った先に石段が有り、その上に重厚な山門に向かいます。この景色は40年前と殆んど変わっておりません。丁度2014年秋に訪れた時に、入口となる「瓜瓞橋」の高欄の塗り替え作業中だったのかビニールシートで養生されていました。今回は鮮やかな朱色の高欄が、新緑の中に浮き上がります。
(1973年撮影、雲巌寺山門) (2016年5月撮影、新緑の雲巌寺山門)
雲巌寺は正式に「東山雲巌寺」と称し、臨済宗妙心寺派の寺院で、御本尊は釈迦牟尼仏になります。山内に寺の由緒を記した説明板が建てられています。
「神光不昧」と書かれた額が掲げられた山門を潜って、中に入ります。正面に緩やかな曲線を以って左右に広がる銅板葺きの屋根を頂いた「仏殿」。山号「東山」と大書した額が掲げられたいます。
(ご本尊の釈迦牟尼仏を安置している仏殿)
仏殿に向かって左手正面に「平和観音」の額が掲げられた堂宇。右手には鐘楼が建っています。
(観音堂) (鐘楼)
鐘楼の前に「雲巌寺略図」とその下に、山内での心得が記されています。
(鐘楼前に建てられた「雲巌寺略図」)
仏殿の裏手の石段を更に登り「獅子王殿」へ。参拝の後方丈前から自然豊かな山内を眺めます。「釈迦堂」「鐘楼」「山門」の屋根が緑色の空間に点在します。
(手前露盤宝珠を頂いた屋根は仏殿。右奥が山門、左奥が鐘楼の屋根)
(右手の建物が「獅子王殿」) (獅子王殿わきに咲いていた牡丹の大輪)
帰りは山門を通らず左側を下る坂道へ進む。裏門の前を過ぎると、右手に橋の高欄親柱に擬宝珠を付けた石橋が掛かっています。「瑞雲橋」と親柱に刻されています。
(武茂川に架かる「瑞雲橋」) (瑞雲橋の文字を刻す、石造りの親柱)
雲巌寺前を流れる「武茂川」には「雲巌寺五橋」と呼ばれる橋が架かっている様です。今回そのすべてを見てくることは出来ませんでしたが、山門前に架かる「瓜瓞橋」、そしてこの「瑞雲橋」さらにこの上流側の「涅槃橋」「梅船橋」そして下流側に「独木橋」の五橋だそうです。
(山門前、擬宝珠を載せた朱塗りの反り橋「瓜瓞橋」)
(武茂川の流れの上に架かる新しい「独木橋」。隣りに古い橋が残っている)
(現在の「独木橋」の隣りに残る、古い「独木橋」) (道と川百選、雲巌寺周辺の武茂川の碑)
今は更にその下流に架かっている、「三和橋」「錦雲橋」「心橋」を含めた、「雲巌八橋」と言う呼び方もあるそうです。
今度来た時は、ゆっくりと歩いてこれらの橋の有る風景を見てみたいと思いました。
2016-05-05 22:53
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0