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変わる栃木の街(1981年の2枚の写真) [懐かしい写真]

1981年のフィルムを整理していたら、懐かしい写真が目に留まりました。
一枚は、現在「ALWAYSカマヤ」と言うレストランとして活用されている建物の写真。撮影をした当時は栃木市の教育委員会庁舎でしたが、元は昭和9年(1934)に足利銀行栃木支店として建てられたものです。
昭和48年(1973)から平成16年(2004)まで教育委員会庁舎でしたが、その後一時空き家になっていました。解体する話も有りましたが建物を活用する為、公募によって地元老舗のうなぎ屋「釜屋」が、フレンチと和とを融合した食事を提供するレストランをオープンしました。
お店の名前「ALWAYSカマヤ」は2005年に公開された映画「Always三丁目の夕日」の撮影ロケ地となった事に因み付けたと言われます。
1981年旧教育委員会庁舎.jpg
(栃木市教育委員会の庁舎だったころの写真)
2016年ALWAYSカマヤ.jpg
(レストラン「ALWAYSカマヤ」となっている現在の写真)
もう一枚は上記場所の南側、現在は栃木市役所にもなっているビルの建つ場所の、1981年当時の写真です。手前の商店に、「洋品の大谷」の名が確認できます。
平成2年(1990)に福田屋百貨店のビルが建てられ、古い商店街の風景が一変しました。その福田屋もお客さんの減少に、平成22年(2010)閉店を決定、その後市街地の活性化を図るものとして、平成26年(2014)栃木市の市役所新庁舎として生まれ変わり、現在に至っています。
1981年用品の大谷商店前.jpg
(福田屋百貨店のビルが建つ前、洋品店と酒店が写る写真)
2016年栃木市役所前.jpg
(1階に東武百貨店も入っている、栃木市役所の新庁舎。)
福田屋百貨店については、一つ思い出が有ります。開店した当時に家族で買い物に出かけた時、私が1階フロアーの椅子で待っていた時、目の前のエスカレーターが急に停止したのです。そしてその場には警備員の方と私の息子が立っていました。警備員さんの説明に依ると、小さい子がエスカレーターのベルトに触って遊んでいて、その手が挟まれそうになったので、緊急停止ボタンを押して停めたのだそうです。その後店舗の奥に行って怪我をしていないか確認、幸い問題は無かったのですが、開店して最初にエスカレーターを停めてしまったのでした。今では遠い昔の話になってしまいました。
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