宣教師アンドレス居宅 [懐かしい写真]
栃木市入舟町、旧県庁堀の内側に、宣教師アンドレスが住んでいた洋館が建っていました。
この写真は、私が1978年5月に撮影したもので、その時は何も知らずに、ただ旧県庁堀沿いに建つ、古い洋館という事で、写しました。
(以前宣教師アンドレスの居宅だった洋館。右奥に栃二小の校舎の屋上部分が見える。)
(この頃、県庁堀の西側は原っぱが多かった) (県庁堀に映るアンドレス邸)
この写真の建物が、宣教師アンドレス居宅ではないかと分かったのは、栃木郷土史編纂委員会が昭和52年(1977)8月20日に発行した「栃木郷土史」の、第三章県庁設置より移転までの記事の中に、
≪官舎は敷地西側にあった。県令官舎は今の宣教師アンドレス居宅の位置に、参事は今の小根澤登馬雄宅、その南側は凡て県属僚の官舎、錦着山西南側の家宅は知事の別荘であった。・・・・(後略)≫
との注記を見付けたからです。残念ながらこの洋館はすでに立て替えられていて、見る事は出来ません。
ただ、アンドレスさんがどの教会の宣教師だったのか、その本の中には記載されていません。栃木市内のキリスト教会の歴史的な事は全く分かっていませんが、私の生活圏の中で目に留まった教会の建物は、栃木駅近く、境町の「栃木カトリック教会」と入舟町の元栃木町役場庁舎東側に建つ、「栃木聖アルバン教会」の二つです。(他にも栃木市内には多くの教会が有るのでしょうが)
(境町と富士見町の境界を成す九十九曲用水の左岸(東側)に建つ栃木カトリック教会)
(入舟町の旧県庁堀南東角、旧栃木町役場庁舎の東側に建つ栃木聖アルバン教会)
「栃木聖アルバン教会」の沿革につきましては教会のホームページに詳しく記されています。現在の地に礼拝堂が建てられたには、昭和3年(1928)ですが私が子供の頃に、礼拝堂の脇の建物で珠算塾が開かれていました。明治40年10月1日に発行された「栃木県営業便覧」には、県庁堀の漕渠に架かる「学橋」の南東橋詰には、「宮島耳鼻科医院」の名前が見えます。平成2年(1990)現在の礼拝堂に建て替えられる前の、と煉瓦積みの門扉は宮島耳鼻科医院」当時のものでした。昭和56年2月26日発行された「ふるさとの思い出写真集・栃木」(日向野徳久編著・国書刊行会発行)の中に、「宮島耳鼻咽喉科医院」の写真が載っていますが、そこに煉瓦造りの門扉を見る事が出来ます。
(栃木聖アルバン教会の旧拝礼堂と現在の礼拝堂)
この写真は、私が1978年5月に撮影したもので、その時は何も知らずに、ただ旧県庁堀沿いに建つ、古い洋館という事で、写しました。
(以前宣教師アンドレスの居宅だった洋館。右奥に栃二小の校舎の屋上部分が見える。)
(この頃、県庁堀の西側は原っぱが多かった) (県庁堀に映るアンドレス邸)
この写真の建物が、宣教師アンドレス居宅ではないかと分かったのは、栃木郷土史編纂委員会が昭和52年(1977)8月20日に発行した「栃木郷土史」の、第三章県庁設置より移転までの記事の中に、
≪官舎は敷地西側にあった。県令官舎は今の宣教師アンドレス居宅の位置に、参事は今の小根澤登馬雄宅、その南側は凡て県属僚の官舎、錦着山西南側の家宅は知事の別荘であった。・・・・(後略)≫
との注記を見付けたからです。残念ながらこの洋館はすでに立て替えられていて、見る事は出来ません。
ただ、アンドレスさんがどの教会の宣教師だったのか、その本の中には記載されていません。栃木市内のキリスト教会の歴史的な事は全く分かっていませんが、私の生活圏の中で目に留まった教会の建物は、栃木駅近く、境町の「栃木カトリック教会」と入舟町の元栃木町役場庁舎東側に建つ、「栃木聖アルバン教会」の二つです。(他にも栃木市内には多くの教会が有るのでしょうが)
(境町と富士見町の境界を成す九十九曲用水の左岸(東側)に建つ栃木カトリック教会)
(入舟町の旧県庁堀南東角、旧栃木町役場庁舎の東側に建つ栃木聖アルバン教会)
「栃木聖アルバン教会」の沿革につきましては教会のホームページに詳しく記されています。現在の地に礼拝堂が建てられたには、昭和3年(1928)ですが私が子供の頃に、礼拝堂の脇の建物で珠算塾が開かれていました。明治40年10月1日に発行された「栃木県営業便覧」には、県庁堀の漕渠に架かる「学橋」の南東橋詰には、「宮島耳鼻科医院」の名前が見えます。平成2年(1990)現在の礼拝堂に建て替えられる前の、と煉瓦積みの門扉は宮島耳鼻科医院」当時のものでした。昭和56年2月26日発行された「ふるさとの思い出写真集・栃木」(日向野徳久編著・国書刊行会発行)の中に、「宮島耳鼻咽喉科医院」の写真が載っていますが、そこに煉瓦造りの門扉を見る事が出来ます。
(栃木聖アルバン教会の旧拝礼堂と現在の礼拝堂)
2016-09-09 23:42
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