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三角山探訪 [歩く]

栃木市内を歩いていると、色々な山が目に入って来ます。
太平山、筑波山、男体山、三峰山、岩船山、三毳山などは著名な山々で、その方向と山の形状で栃木市民であれば誰でも簡単に認識をする事が出来る山でしょう。
そんな中で私が以前から興味を持っている山が有ります。それは見た目が三角形を呈している山です。それも、我家から望む事が出来る山で、北側と西側と二つ見る事が出来ます。
大倉山1.jpg飯盛山3.jpg
(北に見える三角山、後方は日光連山)       (西に見える三角山)
西側のひとつは以前から場所も名前も分かっていました。それは岩出町の「飯盛山」です。夕方箱森町の西側辺りをウォーキングしていると、三角形の山のシルエットが良く見る事が出来ます。
飯盛山2.jpg
(永野川と赤津川との合流点から西方を望む。中央の三角山が「飯盛山」)
標高は165メートル程ですが地形図を見ると等高線がほぼ同心円状に成っていて、見るからに高さの低い円錐形、丁度茶碗にご飯を盛った形に見えます。そんな形から「飯盛山」と呼ばれるようになったのではと、勝手に想像をしています。飯盛山1.jpg
(日没直後の飯盛山)

北側の三角山は数年前、栃木総合運動公園のジョギングコースを歩いている時に見つけました。遠くに有る為、見る角度が変わると手前の山や木々の陰に隠れて見えなくなってしまいます。それからどこの山なのか、もっと近くで見たいと車を走らせた事も何度も有りますが、なかなかその正体が掴めませんでした。それが最近になって我家からも見える事に気が付きました。
雪化粧をした日光連山を撮影していると、女峰山の手前に左右対称に裾野を広げる三角山が確認できたのです。さて、これはどこの山が見えるのだろうか、又、その探求が始まりました。
大倉山3.jpg
(野中町上公民館西方から「都賀の里」の有る観音山を望むと、その左にチョコット三角山が)
都賀町や西方町にも車を走らせ、三角山の見えるポイントを探して、それらのポイントから地形図上で直線を引き、その延長線上に当たる山を確認する事が出来ました。
大倉山2.jpg
(都賀町木コミニュティーセンター西方からの大倉山。後方に男体山を望む。)
その山の名前は「大倉山」と言い、現在栃木市と鹿沼市との境界線上に聳える、標高454.6メートルの山でした。地形図にて等高線の状況を確認すると、円形には成っておらず、北北西から南南東方向にほぼ楕円状に成っていて、山自体は円錐状では有りませんが、大倉山から我家の有る方角が南南東に位置していた為、丁度三角状に見えていたのでした。

今朝、日光連山は雪雲に隠れて見えませんでしたが、鹿沼との境と成る「大倉山」は、三角形の山の形を見せていました。
大倉山4.jpg
(2017年1月23日撮影、大倉山。手前右手に写る山は、都賀町の観音山)


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