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太平山から富士山を遠望 [自然の恵み]

今日の夕方、少し時間が有ったので車で、太平山に登ってきました。特に何か目的が有った訳ではなく、ほんとチョッと軽いドライブといった感じです。
遊覧道路の桜並木は、すっかり緑のトンネルに変わっています。少し薄暗くなってきていたので、ヘッドライトを点灯。時々すれ違う対向車両もシッカリと点灯をしてきます。
太平山神社の表参道に建つ、随神門の前を通過してお店が並ぶ謙信平に出てくると視界が開け、南西の方向にはまだ明るい空が残っています。
見るとその空と大地の境に薄っすらと富士山のシルエットが見えたので、謙信平の駐車場に車を止め、いつもバックに入れてあるコンパクトカメラで、撮影を試みました。
富士山遠望.jpg
(太平山から南西方向、約141km。均整のとれた姿を見せる富士山)

手前に広がる関東平野はすでに影となって、黒い大地に変わっていますが、ところどころ水をはった水田が鏡のように僅かに光って見えます。
ここ、太平山は「関東の富士見百景」の一つにもなっていますから、気象条件が良ければ見られますが、実際はその機会に出会わすのはなかなか有りません。
もっとも、富士山などの写真を撮り続けている人は、気象の変化を絶えず注視して、今日は「霧が立ち込めるぞ」とか「夕焼け雲が広がるぞ」とか、予測して撮影ポイントに陣取って、カメラを据えてその時をジックリと待つと言います。

富士山が見えたので、東京スカイツリーも見えるのではと、目を凝らして地平線に沿って探していくと、それらしい影を確認することが出来ました。
東京スカイツリー遠望.jpg
(太平山から南の方向、約73km。地平線から線上に突き出た東京スカイツリー)

コンパクトデジタルカメラで最大にズーミングして手持ち撮影、オートフォーカスが上手く機能しない。それでも何とか東京スカイツリーの姿を撮影できました。(写真中央奥、地平線上に一際高く突き出しています) 
写真の真ん中辺に広がる建屋群は、いすゞ自動車(株)栃木工場の様です。手前には大平町の水田地帯が広がっています。

暗くなる前に太平山を下り、家路につきました。




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