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北九州市小倉の街を歩く [歩く]

北九州市小倉は、「銀河鉄道999」の作者である漫画家松本零士さんが、中学から高校時代に暮らしていました。北九州市ではそんなゆかりから、平成30年度の下水道100周年を記念して、「銀河鉄道999」のキャラクターなどを描いた、9種類のデザインマンホール蓋を制作し、JR小倉駅周辺に設置しました。
そんなニュースを聞きつけて、今回、小倉の街を訪問する計画を立て、街中を歩いて見つけてきました。
JR小倉駅.jpgモノレール.jpg
(JR小倉駅)                     (モノレールが運行している)
九州の玄関口JR小倉駅は、新幹線停車駅であり立派な駅舎で、モノレールも有ったので驚きました。
小倉祇園太鼓の像.jpg森鴎外京町住居跡.jpg
(駅南口前の小倉祇園太鼓像) (駅南口ロータリー南西側に建つ「森鴎外京町住居跡」の碑)
南口から出ると、駅前に「祇園太鼓」の像が目に入りました。小倉祇園太鼓と言えば、私が小さいころ「無法松の一生」と言う映画を見に行った記憶が有りました。
駅前のロータリーを南西方向に進み、商店街に入る辺りに1基の石碑を見つけました。
「森鴎外京町居住跡碑」の標柱と説明文を記した石碑です。碑文によると森鴎外は≪第十二師団軍医部長として赴任、明治32年6月から同35年3月まで小倉に来住した。(後略)≫との事。この石碑の建つ場所に住居が有ったそうです。
マンホール蓋と案内表示.jpg
(商店街の通路上に設置された松本零士さんのデザインマンホール蓋)
アーケードの有る商店街の通路を進むと、目的のデザインマンホール蓋が設置されていました。
昼の紫川.jpg
(北九州市小倉南区から北区を縦断して北流、響灘に注ぐ二級河川の紫川)
小倉駅南口の繁華街の西側を北流する「紫川」。川の西側に小倉城の天守閣が木々の上に姿を見せています。
八坂神社.jpg小倉城.jpg
(小倉城内に鎮座する八坂神社)      (美しく蘇えった小倉城天守閣)
北側から堀を渡り小倉城内に入ると、小倉祇園の八坂神社参道の大鳥居が建っています。鳥居の前を抜けて進むと、天守閣北東側のお堀越しに石垣の上に聳える天守を望む。
小倉城天守閣は、江戸時代の末期、1837年に失火により焼失。1959年に現在の天守閣が再建。再建60周年を迎えた2019年にリニューアルオープンしてと言い。まだ新しくなって1年も経っていないので、美しい姿を見る事が出来ました。
宮本武蔵と佐々木小次郎の像.jpg
(剣豪佐々木小次郎と宮本武蔵のモニュメント)
天守閣前の広場に建つ「宮本武蔵と佐々木小次郎」のモニュメントも、今回のリニューアルと同時位設置されたと言います。
小倉県庁跡.jpg
(小倉城公園の北側、小倉北区室町二丁目に残る「小倉県庁跡」のレトロな建物)
レトロな建物の脇に建つ案内板によると、≪廃藩置県に先立つ明治4年4月、「西街道鎮台」が小倉に設置された後、同年11月から、福岡県に合併される明治9年4月までの4年半の間、小倉県庁が有った。(中略) 明治9年4月18日に福岡県に合併された後、裁判所、警察署等を経て、現在に至る。≫と、記されていました。
常盤橋.jpg
(紫川に架かる木の橋「常盤橋」、擬宝珠を載せた親柱)
常盤橋の東橋詰に建つ「常盤橋の由来」によると、≪常盤橋は江戸時代の初め頃、小倉の城下町の東曲輪(主として町人が生活していた地域)と西曲輪(主として武士が生活していた地域)を結ぶ、重要な橋として架けられ、当初は大橋と呼ばれていました。この橋の西勢溜(橋詰)が長崎街道の起点となっていたため橋の周辺は幕府役人や旅人の宿などが立ち並んでにぎわっていました。(後略)≫という歴史の有る場所でした。そんな由来も有って、平成7年3月完成のこの「常盤橋」も昔のイメージとしての、「木の橋」として架けられた様です。
伊能忠敬測量200年記念碑.jpg
(伊能忠敬 測量200年記念碑)
木の橋「常盤橋」の東橋詰近くに、「伊能忠敬 測量200年記念碑」が有りました。
この懸念碑は、北九州市の「1級都市基準点 第2001号」ともなっています。「東経130°52′40″.497 北緯33°53′お9″.732 標高4.068m」
碑文によると≪(前略) この小倉城下・常盤橋は、九州伊能測量の始発点であり、小倉の五街道(長崎街道・唐津街道・中津街道・秋月街道・門司往還)の起点として意義深き地点である。 (後略)≫と説明されています。
火の橋.jpg海の橋.jpg
(「室町大橋」・火の橋)               (「紫川大橋」・海の橋)
紫川の小倉都心部流域に関して、100年に一度の大雨に耐えられる安全な川づくりを進めるとともに、道路や公園、市街地整備などを一体的に整備し、民間と行政が協力しながら、北九州市の顔づくりを進める、「紫川マイタウン・マイリバー整備事業が、平成2年度から平成26年度まで(河川事業は継続)が行われ、その10カ所の橋はそれぞれ、海・火・木・石・水鳥・太陽・鉄・風・音といった自然をテーマにデザインされているそうで、「室町大橋」(火の橋)は紫川で昔行われていた鵜飼の漁火をモチーフにしていて、弓状の柱の先から高さ1メートルものガスの炎が吹き出すそうです。(金・土・祝祭日の夜間、夏季19時~22時、冬季18時~22時。30分おきに10分間ずつ点火)
「紫川大橋」(海の橋)は、海にもっとも近く、潮の香りが強く感じられる橋。照明灯が船のマストを、後脚が船の舳先をイメージしてデザインされている橋だそうです。

夜の小倉の街も少し歩いてみました。
夜の小倉駅.jpg夜の小倉駅前.jpg
(夜のJR小倉駅)                    (JR小倉駅前)
夜の紫川.jpg
(イルミネーションの光で、名実ともに「紫川」が現れました)
夜の小倉城.jpg
(暗闇の中に浮かび上がる小倉城天守閣)

小倉の街を歩き回り、9種類のデザインマンホール蓋を写真に収めることが出来ました。
マンホール蓋01.jpgマンホール蓋02.jpgマンホール蓋03.jpg
マンホール蓋04.jpgマンホール蓋05.jpgマンホール蓋06.jpg
マンホール蓋07.jpgマンホール蓋08.jpgマンホール蓋09.jpg

街歩きの総歩数は、23,542歩になりました。
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