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もう一つの名古屋のシンボル [建物]

先月に成りますが、名古屋市の市街地に宿泊をしました。
名古屋に泊まったのは、70年の私の人生で2度目です。それも最初に泊まったのは、私が社会人になったばかり、19歳に成ったころで、職場の上司と一緒に急遽出張した時で、乗った新幹線ひかりは満席で、名古屋までずっとデッキで過ごしました。
名古屋駅に着いたのは夜も更けて、その当時駅の西口は真っ暗で、上司から「女性から声を掛けられても無視しろ」と注意されました。駅から歩いて駅前の旅館に直行しました。
旅館の部屋に入ると、すでに布団が2式並んですいて有りました。ブルーとピンクの掛布団が、妙に気になった事を、今も覚えています。
それから50年以上の歳月が流れました。名古屋はずっと通過駅でした。今回宿泊した名古屋市中区で、まさに市街地のど真ん中。ホテルに荷物を置いて、夕暮れの街に夕食を食べる店を探しに出かけました。
夕暮れの名古屋の街は、人と車で溢れていました。少し歩くと広い通りに出ました。見ると東京タワーに似たタワーが建っています。シルバーの鉄骨がシックで落ち着いた感じです。
中部電力MIRAI TOWER1.jpg中部電力MIRAI TOWER2.jpg

近くに寄っていくと「中部電力MIRAITOWER」の名前を読むことが出来ました。
私が今まで見たことが有るのは、「東京タワー」と「札幌テレビ塔」ぐらいですが、後で知ったのですが、この名古屋テレビ塔が、一番古いタワーであることを知りました。「中部電力MIRAI TOWER」のリーフレットによると、このタワーは、塔の高さが180m有り、昭和29年(1954)に完成しました。当時は「名古屋テレビ塔」という名前でした。設計者は早稲田大学教授の内藤多仲工学博士という人物で、後に「さっぽろテレビ塔」や「東京タワー」も、設計しています。

近くの天婦羅のお店で夕飯を済まして表に出ると、陽はすっかり落ちて、先ほど見た街並みは一変していました。
中部電力MIRAI TOWER3.jpg中部電力MIRAI TOWER4.jpg
タワーはライトアップされ、夜空に向かって突き出ています。シルバーのタワーは派手さは有りませんが、とても紳士的な出で立ちに感じます。
近くに建つ宇宙船のような建築物「オアシス21」が花を添える様に照明を緑色や、白色、紫色と変えています。
中部電力MIRAI TOWER5.jpg中部電力MIRAI TOWER6.jpg

この「オアシス21」は、公園やバスターミナルなどの公共施設と商業施設との複合施設とのこと。楕円形の大屋根の上には、エレベーターで昇ることが出来ます。建造物の中央部には水が流れていて、その周囲を歩いて周る事が出来ます。
オアシス21上面1.jpgオアシス21上面2.jpg

とてもお洒落な空間です。

翌日、もう一度昨夜訪れた公園周辺へ出かけてみました。
朝は朝で、又違った景色に出会いました。
中部電力MIRAI TOWERI朝.jpg中部電力MIRAI TOWERI朝2.jpg

「中部電力 MIRAI TOWER」の建つ通りは、札幌の大通公園と同じように、南北に走る100メートル道路の「久屋大通り」で、中央分離帯は久屋大通り公園となっています。

オアシス21とMIRAITOWER.jpg

この「中部電力 MIRAI TOWER」は、まさしく名古屋のシンボルと言えます。
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