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母から聞いた話ですが。

私の母が生前、話してくれたものですが。
今、NHK朝のドラマ「エール」で、主人公の最初のヒット曲「船頭可愛や」を実際に歌った音丸さん(ドラマ中では藤丸さん)が、終戦間際の頃栃木の街に一時疎開をしていたと。
その疎開した家が、母の生家の近所で、お風呂を母の家に来て入っていたのだと言っていました。
母は既に他界しており、改めて確認する事は出来ませんが、記憶違いだったのか。

ちなみに「音丸」さんについて、ウィキペディアで調べてみても、その中に栃木での疎開の事は何も触れられてません。下野新聞の当時の縮刷版が有るか、栃木市図書館に行って聞いてみたが、その当時の縮刷版は発行されていないとの事で、新聞記事に有ったかどうかも分かりませんでした。

母の話はまだ続きます。その頃、第三小学校の北側に軍隊が駐屯していたとの事。その軍隊が移動すると言うとき、送別の会が開催され、丁度疎開していた「音丸」さんが、慰問して歌を披露したのだそうで、その日軍の車が「音丸」さんを迎えに来たとき、母の父親(私の祖父ですが)もその迎えの車に一緒に載せて貰って行ったのだそうです。

この話、私は母の作り話とは思っていません。実際に有った事だと信じていますが、裏付けする資料を見つけられていないので、ここだけの話です。

主人公のモデルとなった小関裕而さんは、福島県のご出身ですが、2017年6月に福島駅周辺を散策した時、たまたま福島駅東口広場にオルガンを弾く小関裕而さんの銅像を見つけました。残念ですが写真を撮って来ませんでした。その時私は同じく東口広場に建つ「松尾芭蕉と曾良」の銅像が気になっていたからかも知れません。
福島駅東口奥の細道銅像.jpg
(「芭蕉と曾良の旅姿立像」 平成元年奥の細道三百年記念として福島商工会議所が建立)

同じ福島駅の西口広場に建つモニュメントには、朝の8時から夜の8時まで1時間おきに、小関裕而さんが作曲したメロディーが流れる機能が付けられているそうです。
福島駅西口モニュメント1.jpg福島駅西口モニュメント2.jpg
(福島駅西口駅前広場モニュメント)(モニュメントの概要を記す銘板の一部「古関裕而氏について」)

その中で「船頭可愛や」は夜の7時に流れ、最終の夜8時は「君の名は」になっています。
残念ながら時間的に聞いてくることは出来ませんでしたが。
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