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京都タワーに初めて登りました

今、新型コロナウイルスによる第6波の大きなうねりの中にいます。
先週、無事に3回目のワクチン接種を受けましたが、生活は週に2から3回近くのスーパーにて当座の食材を買ってくるだけの自粛生活を、続けています。
外出がままならない昨今、今回は昨年の11月下旬の紅葉真っ盛りの京都に旅行した時の京都タワーについて書かせて貰います。
その当時は感染状況も収まり、京都府の感染者数も毎日10人以下、ゼロの日も有ったので、そのチャンスに京都に向かいました。
迎えてくれるのは京都駅前に聳え立つ「京都タワー」です。
私が初めて京都に旅行したのは、今から50年以上も前に成ります。高校の修学旅行で関西の京都・大阪・奈良そして四国香川を巡った最初の日です。当時はすでに東海道新幹線が走っていましたが、それは帰路のお楽しみで往路は在来線で京都に向かいました。ですから京都駅に着いた時は日も暮れて、駅から迎えのバスで宿泊先に向かいました。
その際にライトアップされた京都タワーの姿を初めて見ました。その姿はろうそくの様に白く輝いていました。私の京都で最初に撮った写真がその時の京都タワーでした。
京都タワー(1968).jpg

その後も、京都には何度か足を運びましたが、その都度京都タワーを横目に、東山方面や嵐山方面の観光スポットに直行するものでした。
そこで昨年11月の旅行で初めてその京都タワーに登ってみました。ただ昼間他を観光した後で、受付では間もなく入場終了時間に成りますよとの事でしたが、ともかく今回は登る選択をしました。
京都タワー(2021).jpg

チケット代金大人800円を払い、最上階展望室へのエレベーターに。

京都タワー展望室.jpg
展望室5階はブルーとオレンジの照明が。そこから360度広がる京都の夜景が神秘的に感じてきます。
展望室をずっと1周して回る。円盤に乗って地上を見ている様。そんな夜景の光の中に観光スポットを探します。

ライトアップされた東寺.jpg

ライトアップされた五重塔を確認。京都駅の西南西方向、東寺です。塔の右方向に東寺の伽藍が同じくライトアップされて輝いて見えます。紅葉のライトアップです。おそらく大勢の見物客がその明かりの中にいるのでしょう。昼間、その東寺を訪れました。講堂の中に展開する立体曼荼羅。檀上中央の大日如来を中心に5体の如来。その右側には金剛波羅蜜を中心に5菩薩。反対側には不動を中心に五大明王。その他壇四隅の四天王など全部で二十一体の像が安置された世界がそこに有りました。

ぐるっと回って東の方向奥にオレンジに輝く空間から真っ暗な空に向かって一筋のサーチライトの光の線が伸びています。清水寺です。
ライトアップされた清水寺.jpg

清水寺もライトアップにより浮かび上がる紅葉を見る為、大勢の人が夕暮れ前から詰めかけていました。私が訪れた時は丁度太陽が西の山に隠れるころで、京都の街は夕闇が迫り、京都タワーがそんな闇の中にすっと立っていました。
清水の舞台から見た京都タワー.jpg

周囲が暗くなると、清水寺の紅葉はライトアップの明かりで、輝きを増してきます。新しくなった清水の舞台には、そんな紅葉を見ようと見物客が溢れ、ビューポイントを求めて人の波がゆっくりと動いています。
その清水の舞台の先に白く光る京都タワーが有りました。
清水の舞台と京都タワー.jpg

今の新型コロナ感染拡大が終息したら、またゆっくりと訪れたいものです。



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