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懐かしい子供の頃の栃木の街にタイムスリップしたような [祭]

昨日と今日の2日間、「栃木・蔵の街かど映画祭」が開催されました。
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(大通り倭町の会場「中田蔵」の様子)     (巴波川べりに建つ「横山郷土館」)
1日目は時々小雨がぱらつく、曇り空でしたが、街中を歩くには暑くならず丁度良かったのかも。2日目は青空が広がる快晴、少し風が強い分湿度は低く、しのぎ易い天候になりました。
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(アニメ映画を上映した「かな半旅館」や、若手映画監督作品を上映した「山本有三ふるさと記念館」が並ぶ)
映画祭での私のお目当ては、1959年製作の「六人姉妹」と言う、東映児童映画の一作です。この映画は全編を栃木の街にて撮影が行われ、「栃木市教育委員会」と「栃木市立第三小学校」とが協力しています。
スクリーンに映し出される風景は、懐かしい栃木の街並です。巴波川の川岸や第三小学校の校庭、幸来橋の界隈や銀座通りなどが、次から次へと目の中に飛び込んできます。

物語は会社勤めの父親と専業主婦の母、そして大学進学を希望する長女を筆頭に、女ばかりの六人姉妹の、門構えや玄関の有る二階建ての、チョッと裕福そうな家庭。
親と子、姉妹間の愛情あふれ、歌声が溢れている、明るいホームドラマです。
何時しか物語に引き込まれ、何故か自然と目頭が熱くなるのを感じました。
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(名作「ローマの休日」が無料上映された、旧市役所別館)
上映された劇場は、大通りに面した万町の「太田蔵」です。築109年になる明治後期の蔵造の建物です。それほど広くない室内の為、上映開始前には満席となってしまい、入場が打ち止めとなるほどの盛況ぶりです。若い方も混じっていましたが、多くは私と同じ世代の人達で、子供の頃の自分とラップする映像に、昔を懐かしんでいました。
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(初日に栃木高校講堂で行われたオープニングセレモニー)     (アフリカ音楽演奏家のモモさんと踊るとち介)
この映画祭では、栃木市街地に有る多くの有形文化財となる建物等12か所を会場として、今年は全国から一般の人が監督となって製作された79作品の応募が有り、審査で選ばれた36作品も上映されていました。
懐かしい作品を鑑賞したり、若手監督の作品を観賞したりして、楽しい時間を過ごしました。
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(メイン会場となった、国登録有形文化財の栃木高校講堂)    (講堂入口で記念撮影するとち介)
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