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北陸のマンホールカードを求めて富山県へ② [コレクション]

富山県二日目は、冷たい雨の朝となりました。時折白いものも混じっています。
今日は、なるたけ外を歩かなくて済む、マンホールカード配布所を廻ることにします。
傘をさして富山駅に向かう途中、駅南口前広場の一角で、越中富山の薬売りの像が、目に留まりました。
越中富山の薬売りの像1.jpg越中富山の薬売りの像2.jpg
椅子に座り、柳行李を開けて、顧客伝票を確認しているのか、傍に貰った紙風船を膨らまして遊ぶ少女が立つ。そしてもうひと組み、柳行李を背負い次の顧客の家へと向かう薬売りと、手を振って見送る子供の像。
私の子供の頃の記憶にも残っています。置いていった紙風船を膨らまして、ポンポンと手のひらで突き上げて遊んだ事を思い出します。

富山市内は、市内電車が有効な交通手段になるので、1日フリーきっぷを買うことにしました。
富山市は、市内で7種類のマンホールカードを発行しています。これは最も多く発行している、岐阜県高山市の8種類に次いで、2番目に多い自治体で、愛知県岡崎市と同じ枚数です。次に多いところは5種類で、新潟県長岡市や村上市、大阪府の池田市、岡山県の倉敷市が続きます。

一般に平日の場合は、市役所の下水道課窓口等での配布の場合は、朝8時30分の仕事始めから配布していますが。観光案内所や道の駅などの観光施設で配布するところでは、9時とか10時の配布開始が多くなっています。カード収集のコツとして、朝一は少し遠距離の配布場所を攻略するようにしています。ので今回もまず、少し離れた小矢部市の駅の観光案内所に向かいました。

小矢部市のマンホールカードは2種類有りますが、1枚は富山駅から「あいの風とやま鉄道」で金沢方面の列車で「石動駅」で降り、駅構内に有る観光案内所で、雨に濡れることなく入手出来ます。
もう1枚は、「石動駅」から歩いて往復1時間以上かかるので、今回は断念しました。
10時からの配布開始に合わせて、10時18分着の列車で向かいました。天候は途中から雨から雪に変わってきました。

2日目最初のマンホールカードを、石動駅の駅舎内「石動駅観光案内所」にて無事入手。
小矢部市2.jpg
すぐにホームに戻り富山方面に戻る列車の到着を待ちます。この駅で驚いたのは駅の名前の事です。「石動」の読み方です。私は普通に「いしどう」と呼んでいましたが、全く違っていたのです。ホームに建つ駅名表示は「いするぎ」と表示されています。
「石動」と言う漢字からは、どうしても私には「いするぎ」と言う読み方は出てきません。手元の「広辞苑」や「漢字源」を調べても出てきません。日本語の地名や人名の難しさを改めて知らされました。
雪の石動駅.jpg石動駅銘板.jpg
(雪の中の「石動駅」とホームに建つ「駅名表示板」)

富山駅に戻ると直ぐに、市内電車を利用して、富山市内で配布しているカードの収集を開始しました。
富山駅内の市内電車発着所.jpg市内電車.jpg

富山駅舎内の市内電車発着所には、次々と車両が入ってきては出ていきます。行先をよく確認して目的の電車を間違えないよう乗り込みます。
岩瀬浜行で終点の「岩瀬浜駅」で降り。近くの「岩瀬カナル会館」にて2枚目を受け取り、折り返し運転の為、待機している電車に飛び乗ります。
富山市5.jpg
順調に回って、「富山市民プラザ」・「TOYAMAキラリ」・「富山市まちなか観光案内所」の各配布場所でカードをゲット出来ました。
富山市4.jpg富山市1.jpg富山市2.jpg
「富山市ガラス美術館」では、常設展の見学をしました。
富山市ガラス美術館の外観.jpg富山市ガラス美術館の内観.jpg
「TOYAMAキラリ」は富山市立図書館本館・富山市ガラス美術館・富山第一銀行本店が入る複合施設で、建物内部は斜めの大きな吹き抜けに、多くの木材が使われ、森の中にいるイメージ。設計は隈研吾建築都市設計事務所。
6階常設展示展1.jpg6階常設展示展2.jpg
ガラス美術館6階の常設展示フロアーは写真撮影が出来たので、鮮やかな作品をカメラに収めました。4階に展示されていた作品の1点1点が、見事で感動モノでした。人間の創造力の素晴らしさを感じました。写真に撮れないので、脳裏に焼き付けてきました。

雨の中でしたが、富山城址公園の中も散策、「富山市郷土博物館」を見学しました。
富山市郷土博物館.jpg千歳御門.jpg
昭和29年(1954)戦災復興事業の一環で建設された「富山城天守閣」。現在郷土博物館として、富山城の歴史を紹介しています。平成16年に国の登録文化財に成っています。「千歳御門」は富山藩十代藩主前田利保が隠居所として造営した千歳御殿の正面で、嘉永二年(1849)に建築されました。市指定文化財に成っています。富山城で唯一現存する創建当初の建造物に成ります。
富山城址公園の景雲橋.jpg富山藩第二代藩主前田正甫像.jpg
擬宝珠を載せた朱塗りの橋は、城址公園内の池に架けられた「雲景橋」です。私が行ったときは先の震災に被災したためか、通行禁止に成っていました。そのほかあちらこちら被災した影響で、通行止めとなっている箇所が見られました。橋の近くに建つ銅像は、富山藩第二代藩主「前田正甫公像」です。昭和29年(1954)に建てられました。高さは台石部を含めて、約10mにもなります。
富山城址公園の山茶花.jpg富山城址公園の梅.jpg
公園内には、山茶花や梅の花が咲いていました。

まだ、富山市内のカード3枚を残していますが、今日は時間切れで、ホテルの戻ります。
部屋に戻って、明日最終日の計画を練ることに。

今回の参考資料:
.・富山市ガラス美術館リーフレット
・富山市郷土博物館リーフレット
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