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巴波川で世界平和を願う [祭]

今日、栃木市の夏祭りが、大通りや巴波川などを会場にして、沢山の催しが行われました。
私は、巴波川を会場に例年行われている、湊町の二荒山神社の「百八灯ながし」と、その前に開催された栃木商工会議所の企画提供による「世界平和祈願 鎮魂線香花火と灯ろう流し」を、見てきました。

歩いて会場に向かうと、すでに巴波川に架かる「幸来橋」を中心に、多くの人達が集まって来ていました。
陽が落ちて、辺りが徐々に暗くなってきて、巴波川沿いに立てられた行燈が点灯、会場はイベントの開始時間に近づくと、次第に盛り上がってくる気配に包まれました。
川沿いの行燈に火が灯る。.jpg

最初は「世界平和祈願 鎮魂線香花火」です。
平和を願って輝く線香花火.jpg
特大の線香花火に一斉に火がつけられると、巴波川の両岸綱手道には、オレンジ色の光を放つ線香花火が、巴波川の川面にキラキラと輝きを写し、会場全体を幸せな空間へと包み込んで行きました。
平和を願って輝く線香花火2.jpg平和を願って輝く線香花火3.jpg

続いて、参加された200人の子供達が事前に、思い思いの願い事などを書いた灯籠が、世界平和を願い祈り、次々と巴波川へと流されました。
幸来橋の下を平和を願って流れる燈籠.jpg
平和を願って流れる燈籠.jpg
そして次に、会場にて開始前に配られた「ペンライト」が、一斉に「赤」・「黄」・「青」・「緑」の光を発し、すっかり暗くなった会場に、一つ一つは小さな輝きが、100、200、そして300と増え、会場全体に点灯、様々な光が乱舞しました。
平和を願って光ペンライト1.jpg平和を願って光ペンライト2.jpg

こうして、川岸に並ぶ行燈の光と川面を流れる灯ろうの光、そして会場に参加した子供たちや観客とが一緒になって振られたペンライトの光が、世界の平和と子供たちの未来を明るく輝くものに成らんことを願って、イベントが終了しました。

先程までの熱気が次第に収まり、再び栃木の夜の静寂が戻ってきます。
そして暫らくしてから、おもむろに法螺貝が吹かれ、湊町二荒山神社の「百八灯流し」が、厳かに始まりました。巴波川の下河岸から、神様を祭った御神船が、川を遡ってきます。
船べりには沢山のロウソクに火が灯っています。
百八灯流し、巴波川を上る御舟.jpg
幸来橋の手前で停泊した御神船の上で、神主さんによる神事が執り行われました。
御船の上にて神事を執り行う.jpg
御神船の脇を、「二荒山神社奉納」「百八灯ながし」と記した灯ろうが静かに流れて行きます。
百八灯流し、巴波川を下る御舟.jpg
御神船は、ここで方向を転換して、巴波川を下流方向へと戻って行きます。
途中、船上の神主さんや世話人の方々が、舟べりに灯したロウソクを、両岸で見守っていた人達に向けて、投げて行きます。
岸からは「こちら、投げてください。」「今年出産予定です。」の声が飛んでいました。

百八灯流し、安産守りのロウソクを投げる.jpg
この神事に使われたロウソクは、縁起物「安産のお守り」と言われています。
お産の時に、貰い受けたローソクに火を付けて、ロウソクの火が燃え尽きるまでに、無事出産出来ると言うので、なるべく短くなったロウソクが喜ばれていました。

真夏の夜、巴波川で行われた二つの行事。最初は子供達の輝かしい未来の為に、華やかに賑やかに。
そして、静けさの中で厳かに行われた、伝統行事「百八灯ながし」。
未だ手元で光を放している「黄色のペンライト」と御神船から投げられた短いロウソクとを手にして、私も家路につきました。


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4年ぶりの栃木市秋祭りを堪能してきました [祭]

新型コロナウイルス感染拡大の為、4年ぶりの開催となった、栃木市秋祭り人形山車巡行を、見に行ってきました。
街の中を流れる巴波川の川面が、カラフルな色で波立っています。
巴波川の水面に人形山車1.jpg巴波川の水面に人形山車2.jpg
正体は巴波川に架かる幸来橋を渡る人形山車が、映っていたのです。
幸来橋を渡る人形山車.jpg
(幸来橋を渡る倭町二丁目の神武天皇の人形を乗せた山車)

4年ぶりに見る人形山車は、秋晴れの青空の下、一段と輝きを増したように見えるのは、私の気持ちの高揚の性なのでしょうか。
リズミカルに打ち鳴らされる神田囃に誘われて、蔵の街中を取り留めも無く歩いて、人形山車を写真に収めてきました。お囃子連のメンバーも最近は女性や子供の姿が増えてきて、益々祭が華やかになって来た感じです。

祭本部前.jpg
(祭本部脇で待機する、萬町一丁目の山車)

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(歌麿館前を巡行する、萬町三丁目の山車)

武蔵坊弁慶仁王立ち.jpg
(櫻井肥料店前を巡行する、大町の山車)

静御前.jpg
(昼休みの為待機場所に押して移動する、倭町三丁目の山車)

蔵の街に閑古鳥が.jpg
(土蔵造りの町並み前を巡行する、泉町の山車)

山車の車輪.jpg山車の装飾.jpg
(山車を支える木製の車輪と彫刻も見事な山車)

粋な姿で.jpg
(山車巡行の先頭を行く、お揃いの祭姿の女性たち)

大通りの山車巡行.jpg
(栃木蔵の街大通りを巡行する、豪華絢爛な人形山車の列)

祭り会場に来ている大勢の見物客も、それぞれにコロナの感染対策をして、大会本部が呼びかけるマナーを守って、祭を楽しんでいます。
山車同志がまじかに寄って、お囃子の打ち合いをする「ぶっつけ」。ここにも感染対策が確実に申合せられていて、山車の間隔も開けて、大声も出さずに形だけのイベントとして行われました。
本来の「ぶっつけ」の様なエキサイティングな盛り上がりは有りませんでしたが、これもコロナ対応の為、仕方が有りません。

最後にすべての山車等を紹介しておきたいと思います。
①室町の「桃太郎(ももたろう)」 ②倭町一丁目の「獅子頭一対(ししがしらいっつい)」
桃太郎.jpg倭1丁目獅子頭.jpg

③倭町二丁目の「神武天皇(じんむてんのう)」 ④倭町三丁目の「静御前(しずかごぜん)」
神武天皇の山車.jpg静御前の山車.jpg

⑤萬町一丁目の「天照大神(あまてらすおおみかみ)」 ⑥萬町二丁目の「日本武尊(やまとたけるのみこと)」
天照皇大神.jpg日本武尊.jpg

⑦萬町三丁目の「素盞鳴尊(すさのおのみこと)」 ⑧泉町の「諫鼓鶏(かんこどり)」
須佐能.jpg諌鼓鶏.jpg

⑨嘉右衛門町の「仁徳天皇(にんとくてんのう)」 ⑩大町の「弁慶(べんけい)」
仁徳天皇の山車.jpg武蔵坊弁慶.jpg

一日も早く、新型コロナの感染が収束して、以前の様な激しい「お囃子のぶつけ合い」が復活する事を願って止みません。

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第7回栃木市民スポーツフェスティバルで地元を応援してきました [祭]

毎年8月に行われている、栃木市民スポーツフェスティバルが今日、4日間の日程を全日好天に恵まれ終了しました。
今年で第7回目となる今回の大会は、8月18日の日曜日に栃木市総合運動公園陸上競技場での開会式に栃木市長並びに栃木市議会議員各位、そして栃木市内各地域の選手役員等が参加して実施されました。
開会式1.jpg
(栃木市総合運動公園陸上競技場での開会式、選手団の入場行進)
市長挨拶.jpg市議会議長挨拶.jpg
(大川栃木市長さんの主催者挨拶)      (大阿久市議会議長さんの来賓挨拶)
選手団の入場行進が行われている間、主催者側席に立つ「とちすけ」が、行進の音楽に合わせて、その短い脚を上げてズット一緒に行進の動きをしているのが、とてもかわいらしかったです。暑い日だったので大変だった事でしょう。

開会式終了後、さっそく総合運動公園体育館を主会場に、各種競技種目ごとに試合が始められました。出来るだけ多くの競技場に出向いて応援をしようと思いましたが、18日に行われた競技は、体育館で一般と小学生による、綱引き・玉入れ・長縄跳び。野球場では社会人軟式野球や壮年男子と一般女子のソフトボール。多目的広場では学童及び一般女子のフットベースボール。テニスコートではソフトテニス。と盛りだくさんで、応援できなかった競技も有りました。
軟式野球1.jpg軟式野球2.jpg
(社会人軟式野球)
女子ソフトボール2.jpg女子ソフトボール1.jpg
(一般女子ソフトボール)
フットベースボール1.jpgフットベースボール2.jpg
(一般女子フットベースボール)        (全員揃って拳を上げ勝利を喜ぶ選手たち)

19日月曜日にはゲートボールの種目だけが、泉川町の栃木市屋内運動場で行われました。
ゲートボール2.jpgゲートボール1.jpg
(ゲートボールの試合会場、泉川町に有る屋内運動場)

24日土曜日も天候に恵まれ、野球場では学童の軟式野球。多目的広場にてグランドゴルフ。そして体育館主競技場にて一般女子と男女混合のソフトバレーボールが実施されました。
学童野球1.jpg学童野球2.jpg
(学童軟式野球)
グランドゴルフ1.jpgグランドゴルフ2.jpg
(多目的広場で行われたグランドゴルフ)
ソフトバレー1.jpgソフトバレー2.jpg
(体育館主競技場のソフトバレーボール)

そして本日25日日曜日、朝の内は秋を思わせるような涼しい風が吹いていましたが、次第に暑さを増して体育館の中の競技は応援するのも少し大変でいた。そんな事を言うと、競技をしている選手に申し訳ないですが。
今日、大会最終日もこれまでの競技の決勝戦や、新たに体育館補助競技場で卓球(硬式とラージボール)。体育館主競技場にて一般女子バレーボール。テニスコートにて硬式テニスが行われました。又遠く離れた都賀町赤津の「赤津ターゲットバードゴルフコース」でターゲットバードゴルフの試合が行われましたが、こちらには応援に行けませんでした。
男子ソフトボール.jpg男子ソフトボール2.jpg
(壮年男子のソフトボール)
卓球1.jpg卓球2.jpg
(体育館補助競技場では硬式とラージボールの卓球試合が行われる)
硬式テニス2.jpg硬式テニス1.jpg
(テニスコートの硬式テニス)
バレーボール1.jpgバレーボール2.jpg
(体育館主競技場で行われた一般女子のバレーボール)

各競技場では、選手たちが日ごろの練習の成果を発揮して、熱戦が繰り広げられていました。
最後に観戦した一般女子バレーボール(9人制)の決勝戦では、驚くほど粘り強いラリーの応酬で、応援しているこちらも拳に力が入り、見ているだけでなぜか疲れてしまうほどでした。結局フルセットの上最後も20点同点でジュースとなり、最後まで目の離せない試合でした。試合終了後は観客席から両方のチームに惜しみない拍手が贈られていました。
この市民スポーツフェスティバルが終わると、今年の夏も終わりを告げるようなそんな気持ちで、栃木総合運動公園を後にしました。

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神明宮の神幸祭を見て来ました [祭]

今日未明に栃木市内で拳銃の発砲事件が発生したと言うニュースを、昼のテレビニュースで知りました。
犯人が拳銃を持ったまま逃走していると言う事で、街の中はどうなっているのかチョッと心配になりました。
今日、栃木の街中は旧栃木町五ヵ町の総鎮守「神明宮」の夏祭り「神幸祭」が行われる日だからです。
でも夕方、耳を澄ますと街の方向から微かに、祭太鼓の音が聞こえて来ています。無事行われている様で、夕食後ウォーキングを兼ねて、祭り見物に出かけてきました。
いつものウォーキングルートを歩いて、祭会場となっている大通りへ向かいました。
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(街中ウォーキングルートは幸来橋から巴波川沿いを歩いて駅前を回りこんで大通りへ)

栃木駅前を回りこんで大通りへ。南関門道路を北上して巴波川に架かる「関門橋」を渡る辺りから、前方が賑やかになって来ました。交通規制が惹かれる文化会館入口交差点の先に、丁度御神輿が到着して休憩に入るところです。
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(倭町三枡屋本店さん前に到着した御神輿)

ここで一旦担ぎ手さん達の休憩がとられるようで、御神輿は台の上に置かれましたので、近くに寄って写真を撮ってきました。
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(「神明宮」と記した弓張提灯を四方に取り付けた御神輿、重量感タップリです)

この御神輿、私も今から30年程前の若かった頃に、担がせて頂きました。見ていると今でもその時の重量が肩に圧し掛かってくる様です。この神幸祭は栃木旧5ヵ町のお祭りですから、御神輿はこの各町内を隅から隅へと回って歩くために、早朝から神明宮を出発しましたが、午前中は万町東裏通りや旭町神明宮裏通り、旭町五丁目内を回って、それからやっと大通りに出てきました。(今でもそれは変わっていないのではと思いますが)その為か午前中は担ぎ手が十分集まらず、御神輿の重量でドンドン下がってつぶされそうになり、リーダーからは「みっともない担ぎはするな、上げろ上げろ」と、何度も発破を掛けられたものでした。その時は祭りの後、数か月胸が圧迫されるような痛みが続いた記憶が残っています。
旧栃木町五ヶ町提灯.jpg
(旧栃木5ヶ町の高張提灯が勢ぞろい、旭町の提灯が後ろに隠れていてチョッと残念)

そして、御神輿とは切って離すことが出来ないのが祭囃子。この地囃子を聞くのは私は大好きです。大太鼓に付け太鼓、大鼓・小鼓はリズミカルに打ち鳴らされる、そして鉦に調子よく流れる横笛の音色。
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(例年通り神幸祭に花を添える、旭五お囃子保存会の山車)
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(私が見物していた時演奏していたのは、藤岡町蛭沼の囃子保存会の人達でした)

何時までも見物をして、お囃子を聞いていたかったのですが、大通りの歩道に並ぶ露店の店先を見ながら帰路につきました。万町交番前は警察官が立って交通規制をされておりました。
ウォーキングルートは更に北上し、北関門道へ入ります。ここまで来ると祭の喧騒もすっかり遠ざかり、いつもの風景が周りを包んでいます。

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巴波川の竹あかり [祭]

11月に入って、今年も栃木市街地の中央部を貫流する巴波川河畔に、竹あかりの柔らかな光が戻って来ました。
幸来橋と下流の巴波川橋との間、その左岸に続く「塚田歴史伝説館」の黒塀を背景に、今年は二筋の光りの列が現れました。
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(幸来橋の上から下流側巴波川左岸、竹あかりの光りが続く)

その竹あかりの光りは巴波川上流側にも続き、倭橋から更にその上の常盤橋橋詰まで伸びています。
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(倭橋の上から上流側巴波川左岸にほのかに続く竹あかり。)
巴波川の波立つ川面が、街頭の光りを反射しています。

竹あかりの上端部分斜めにカットされた部分に、その竹あかりのデザインを細工した製作者の名前が表示されていますが、そこには昨年同様に県立栃木工業高校の生徒さんの名前と、更に今年は市内の小学校・中学校の児童や生徒の皆さんの名前も沢山見られました。

常盤橋南西橋詰近くの、横山郷土館前には今年も竹あかりのほのかな光が輝いていました。
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(巴波川右岸、横山郷土館前を飾る竹あかり)

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(竹あかりのデザイン、色々なパターンで表現されています)

竹あかりを眺めながら、陽が暮れた栃木の街中を歩いて来ました。
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鹿沼市中粟野のかかし祭と彼岸花を見て来ました [祭]

鹿沼市中粟野にて、毎年9月に開催されている「かかし祭」に、行って来ました。
鹿沼市口粟野の南のへりを東西に横断する県道15号(鹿沼足尾線)から、粟野川を遡る様に北西方向に伸びる県道246号(草久粟野線)に入り、中粟野に入ります。道路の右側に「遊の郷直売所」が現れます。ここで駐車場に車を停めて、県道の左手奥に目を向けると、稲刈りが済んだ田んぼの先に何やら、等間隔に立っているのが見えます。
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(県道246号を登って行くと道路左手奥に、沢山のかかしが並んで立っています)

多くの趣向を凝らした「かかし」が並んでいます。今回はどんな作品が出来上がったのか楽しみです。ひとつひとつ見て行くと、なかなか凝った作品が沢山有りました。
やはり「かかし」のモデルとなっているのは、今年色々な事でニュースや話題になった人達でした。
先月日本テレビの番組「24時間テレビ・愛は地球を救う」で、今年はマラソンからトライアスロン方式となり無事に完走を果たした、「みやぞん」さん。かかしの顔の表情や頭の形が本人の特徴を良く表現していて、私の評価では一番の出来と感じました。また、行方不明の2歳の男の子を発見した「スーパーボランティアの尾畠春夫」さんをモデルにした「かかし」は、3作品も出ていました。
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(特徴が良く表現された「みやぞん」さんのかかし)(赤いタオルを鉢巻にした「尾畠」さんのかかし)
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(こちらも尾畠さんをモデルにしたかかし。やはり赤いタオルの鉢巻姿が欲しい)

他には、この9月16日付にて芸能界を引退する「安室奈美恵」さん、プロ野球メジャーリーグで大活躍の「大谷翔平」さん、そして今年8月15日に死去された「さくらももこ」さんの作品「ちびまる子ちゃん」をモデルにした「かかし」なども有りました。
また、シンプルな「案山子」の作品も懐かしく、顔に架かれた「へのへのもへ」がとても愛嬌が有りました。
へのへのもへじ1.jpgへのへのもへじ2.jpg
(やはり、かかしの顔は「へのへのもへじ」が良く似合う)

ユニークなかかし作品を見た帰り、県道246号を約800メートル程戻った道路脇に、火の見櫓が建っています。その道路反対側に脇道が有り、入口に「彼岸花群生地」の大きな案内板が建てられています。
道路脇の駐車スペースに車を停めさせて頂き、見に行きます。
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(彼岸花群生地入口の案内板)   (粟野川左岸に広がる彼岸花の群生地)

群生地は粟野川左岸の雑木林の中に有り、粟野川に架かる「名武戸橋(なぶとばし)」を渡ると群生地に下りる通路が有ります。
まだ少し時期が早かった様ですが、それでも黄緑色をバックに鮮やかな赤い彼岸花が、まさに群生して咲いていました。
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(木々の間に群生する彼岸花、まだ少し早かったかな)

白い彼岸花も咲いていました。実際に見るのは初めてです。
彼岸花群生3.jpg彼岸花群生4.jpg
(赤い彼岸花に混じって、白い彼岸花もポツリポツリ見られました)

日没近く、柔らかな太陽の光が群生地を照らしています。彼岸花が一段と鮮やかに輝いていました。
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第6回栃木市民スポーツフェスティバルを観戦しました [祭]

昨日、8月19日に開会式が行われた栃木市民スポーツフェスティバルが、のべ4日間の日程で栃木市総合運動公園を中心に、多くの競技種目で猛暑を吹き飛ばす様な熱戦が繰り広げられ終了いたしました。

今年の開会式は、例年の陸上競技場が工事で利用できない為、本球場で執り行われました。又、例年は栃木市内の体育協会の各支部の選手役員の入場行進で始まりましたが、今年は猛暑の中での式典との事で、入場行進や式進行も短縮した形で実施されました。

開会式の後は、9時30分ごろから社会人軟式野球・ソフトボール(壮年男子と一般女子)・フットベースボール(一般女子と学童)・ソフトテニスの競技が各会場にて戦いの火蓋が落されました。更にレクリェーションとして綱引きや玉入れそして長縄とびの3競技に小学生や一般男女が参加し、体育館内で始まりました。
各競技の選手さんは、それぞれ地域の為に、優勝10点・準優勝8点・3位6点の得点を目指し、力を合わせて頑張っていました。
長縄とびは全員が気持ちを一つにして揃って飛ぶのが、意外と難しいものだなと見ていて感じました。
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(体育館で行われたレクリエーション競技の一つ、長縄とび)

私も3日間各競技会場を巡って、地元のチームの応援をしました。会場が運動公園とは別だった、8月20日のゲートボール(会場は泉川町の栃木市屋内運動場)と、8月26日のターゲットバードゴルフ(会場は都賀町赤津ターゲットバードゴルフコース)の2競技は残念ながら観戦しませんでした。8月25日は土曜日の為か、行われた競技も3種目と少なかったので、ジックリと観戦できました。

ソフトボールは40歳以上の壮年男子と一般女子、初日に1回戦がそして最終日26日に準決勝・決勝が行われ、炎天下の中熱戦が繰り広げられていました。
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(ソフトボール壮年男子、ベテランの選手たちが汗を流して走り回っていました)
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(ソフトボール一般女子、スピードの有る投球。私にはとても打てそうに有りません)

オープン競技のフットベースボールは、一般女子と学童の2種目が行われました。この競技をジックリ見るのは今回初めてで、競技ルールも知りませんでしたが、独特のルールで最初良く飲み込めませんでしたが、見ていると結構楽しめました。
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(フットベースボール学童、勢いよくボールを蹴り上げていました)
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(フットベースボール一般女子、優勝の喜びを爆発させていました)

多目的広場で行われたゲートボールは競技開始が8時30分と早かったですが、それでも早朝から多くの選手が会場入りして、暑さを凌ぐ為木陰を選んで支部毎に集まっていました。
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(グランドゴルフ開会式)
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(多目的広場一杯に設定されたコースに、多くの選手が技を競っていました)

学童軟式野球は支部内のチームの連合も有り、ユニホームの違いが有りますが、プレーは良く連携して戦っていました。5・6年生だけと思わせる体格のチームや、まだ小さな学年の児童も参加するチーム、そして女の子も頑張っているチーム等色々です。
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(学童軟式野球、本球場でも試合が行われました)(この選手なかなかの強打者の様です)
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(学童軟式野球表彰式、優勝したのは第10支部の吹上地区でした)

体育館の主競技場では、25日にバレーボール(一般女子)が、26日はソフトバレーボール(一般女子と男女混合)が行われていました。バレーボールは9人制、最近は6人制が主流と思いますが、私が中学・高校の頃はこの9人制だったので、サーブ権を取らないと得点につながらない、1セット21点とかローテーションしないとか、懐かしいルールです。一方ソフトバレーボールは、4人制でボールが柔らかく大きい。1セット15点でローテーションが有るのは6人制バレーボールに近いかな。こちらもスピーディーな展開で見ていて楽しかったです。
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(9人制バレーボール試合会場の様子)
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(ソフトバレーボールの試合会場の様子)

体育館の補助競技場では卓球競技が行われていました。卓球には硬式とラージボールが有ると言いますが、その違いが良く分かりません。私が中学生の頃は栃木市内に何カ所か卓球場が有りましたから、友達と良く遊びに行っていましたが、あくまでも遊びでした。
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(補助競技場の中では多くの卓球台が並び、激しい戦いが行われていました)

最終日遅くまで試合が行われてたのは、テニスです。テニスの試合会場は観客席にも屋根が無く、全く日陰になるところが有りません。ベンチに座るとそこも焼ける様に暑くなっていました。見ているだけで汗がにじみ出て来ますから、プレーしている選手は尚更大変だなと思いました。
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(テニスコートではまさに炎天下、暑いプレーが展開していました)

見ているこちらも熱中症に成りそうな猛暑の中で、各種の競技が繰り広げられていましたが、選手の皆さんは暑さにも負けず、それぞれの競技に集中をしてプレーしていました。大会の結果はどうなったのか、そこまでは見て来ませんでしたが、途中経過の様子では、各競技優勝の10点や準優勝の8点を多く取っていたのは大平支部でした。昨年第5回大会も大平支部が総合優勝をしていましたから、今年も又かも知れません。ただ今年はこれまでの所、第10支部(吹上地区)も高得点を多く獲得しているので最終的にどうなったか、最終結果がどうなるか楽しみです。
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おやま田んぼアート2018を巡る [祭]

初めて6月中に梅雨開け宣言が出された今年、連日気温が35℃を超える中、車を走らせて小山市で今年も開催されている「おやま田んぼアート2018」の4つの会場を見て廻り、併せて各会場に設置されたスタンプも記念に押してきました。
最初に訪れた会場は栃木の市街地から一番近い、「美田会場」です。この会場には二つの田んぼアートが作られていますが、思川の右岸土手の上から見えたのは、現在ロシアにて開催されているサッカーワールドカップで活躍が注目されている「本田圭佑選手」の姿です。
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同じ美田会場のもうひとつのアートは、栃木ゴールデンブレーブスのチーム名と野球選手のユニホームを着た、「おやまブランド公認キャラクターの政光くん」を描いている様ですが、こちらは高い位置から眺める場所が有りませんので、全体を撮影することが出来ませんでした。両毛線の電車に乗って窓越しに見る様になっている様です。一部だけ撮って来ました。
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次は小山市の東側、絹会場です。この会場は去年と同様、手塚治ワールド。今年は「鉄腕アトム&ジャングル大帝」がたんぼアートで描かれています。本当に良く表現されています。会場にはたんぼアートの「原画」や実際の田んぼに描く為の「平面図」などが展示されていました。
鉄腕アトム.jpg

次は間々田会場です。
こちらの会場は、背景に思川の桜堤や、遠く太平山や晃石山などの山並みが連なっています。周辺は紫陽花が色とりどりに咲いていますが、もう見頃は過ぎていました。田んぼアートは「弱虫ペダル」と言う、週刊少年チャンピオンに連載されているスポーツ自転車漫画だそうです。
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最後は渡良瀬遊水地会場(生井桜堤)です。
こちらのアートは可愛らしい「ハローキティ」です。真っ青な空の下、緑色の田圃をキャンバスに描かれたアート。キティちゃんの小さく黒い目がこちらを見つめています。
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今年も楽しく見て回る事が出来ました。

話しは田んぼアートから少し外れますが、6月30日のテレビニュースで、JR西日本・山陽新幹線にて「ハローキティ新幹線」が運行を開始したとして、ピンク色のリボンを車体にペイントした新幹線が発車する映像が流れていました。
サンリオの人気キャラクターは、日本中いや世界中で知られています。
先日、サンリオのテーマパーク「サンリオピューロランド」が有る多摩市に行ってきました。そこでハローキティがデザインされたマンホールカードを入手しました。ハローキティの話題として合わせて紹介します。
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両毛線岩舟駅にSLが停車 [祭]

今日は、現在行われている栃木県の大型観光キャンペーン「本物の出会い 栃木」のイベントのひとつ、「SL本物の出会い栃木号」が、1日限定で両毛線、小山・足利間を運行しました。
今日の運行を前に、3回の試運転が実施されたが、私も前回の試運転の時に線路際にて、SLの雄姿をカメラに収めました。
今回は、岩船山を背景にして走るSLの姿を撮る為に少し離れた、田圃沿いの道路に撮影の場所を確保しました。前回の試運転でSLの岩舟駅付近の運行スケジュールを確認していたので、岩舟駅に到着する時間、そして発車する時間、汽笛を鳴らすタイミングなど頭に入れていた為、余裕を持って撮影することが出来ました。
岩舟駅前にSLが姿を現すのは11時57分ごろ、その時間が近づく頃には、岩舟駅を望む南側の道路沿いは、カメラを構えた人達がズラッと並んで、SLが現れるのを今か今かと待ちわびています。
近くの踏切の警報器が鳴り出し、東の方向からSLの鳴らす汽笛の音と同時に、真っ黒な車体のSLが姿を現しました。
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(岩舟駅に進入して来たSL、ホームには大勢の人達で溢れている。)
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(岩船山をバックに、岩舟駅に停車中のSL)
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(SLを少しでも近くで見ようと集まる人達)
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(12時28分、岩舟駅を出発するSL)
いよいよ出発です、甲高い汽笛を一つ鳴らした後、静かに四つの動輪が回り始めると、重量感の有る黒い鉄の車体がゆっくりと動き出します。そして次第に速度を上げ、岩舟駅を後にして佐野方向に姿を消して行きました。最後に長く汽笛を鳴らし、真っ青になった今日の岩舟の空に一筋の黒い煙を残して。
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JR両毛線にSLが走る [祭]

栃木県で現在行われている、「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン。
この4月1日から6月30日の3ヶ月の期間中に、県内各所で色々なイベントが行われています。
その一つとして、今月19日(土曜日)に、JR両毛線の小山駅から足利駅間を、蒸気機関車が1回限定で運転されます。
この「SL本物の出会い栃木号」の編成は、SL+旧型客車5両+EL(全車指定)という。
この本番1回の運転を前に、同じスケジュールにて試運転が3回計画され、そしてその試運転の最後、3回目が本日行われました。
地元で蒸気機関車が走る所が見られる。これは見逃す訳にはいかない。
私は3月この情報を知った時、試運転と本番の合わせて4回の運転を、写真に収めようと運転日をカレンダーにメモしておりました。
ところが、1回目・4月5日はすっかり忘れて、我家でのんびりしている時、昼近く遠く栃木駅の方向から、ピーィという甲高い汽笛の音を耳にして、気付いた時は手遅れでした。
2回目は4月26日、準備万端で出かけました。頭に描いたアングル、太平連山を背景に爆走するSLが撮れる撮影ポイントへ。ところが何処にもカメラを構えた人がいないでは有りませんか。再確認をすると、なんてことか2回目の試運転は前日4月25日でした。どうもカレンダーに書き込むとき間違っていた様です。
そして試運転3回目は今日、5月9日。今度こそミスは許されません。準備を完璧に整え撮影ポイントに出掛けました。その途中、両毛線の線路沿いには多くの車が止まり、多くのカメラマンが思い思いの場所に陣取りSLが来るのを待っているでは有りませんか。
逸る気持を抑え、予定した駐車場に車を停めて、小走りに撮影場所へ移動。そこにもすでに数十人のカメラマンが、三脚をセットしたり、カメラを点検したり準備を進めていました。
今日は朝の内、結構本降りの雨模様でしたが、昼近くには小康状態に変わり、傘を差す必要が無くなっていました。暫らく鉄路の先、大平駅辺りを通過しているのか、何度も汽笛の音が聞こえてきます。
汽笛は聞こえてきたが、なかなか姿を現しません。カメラのレンズを一杯に伸ばして、SLの姿を捉えようとしていると、いよいよ姿を現しました。周囲のカメラマンの方達も一斉にシャッタを切り始めています。
SLは白い煙を吐きながら、ドンドンと近づいてきます。
夢中で構図を見定め、シャッタを切り続けました。あっと言う間に列車は私の横を過ぎて、岩舟駅の方向に走り去り、その姿も見えなくなってしまいました。
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三度目の正直で、やっとSLの雄姿を撮影する事が出来ました。
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