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市内寺院堂々巡り(第一回)白旗山勝泉院 [堂々巡り]

最初は我が家の菩提寺「白旗山勝泉院」を巡ります。
所在は栃木市湊町、栃木市の地図を見ると市街地の中央を北から南に貫流する栃木市観光のシンボル「巴波川」に架かる幸来橋から200mほど西方に「勝泉院」の字が認められる。
天台宗の寺院で本尊は阿弥陀如来。前身は清和天皇の治世貞観年中(859~887)に慈覚大師円仁により、片柳村弥陀屋敷に開基された「法専寺阿弥陀坊」と称した。その後、後陽成天皇の時代慶長11年(1606)権大僧都了宣の代に現在に地に移され、「白旗山勝泉院」と改称された。sirahata5.jpg
上の写真は1968年に撮影したもの。手前の畑は現在駐車場に整備されている。右横に見えるのは「白旗八幡宮」。神仏混淆の時代には勝泉院も白旗八幡宮も一体でしたが、明治の神仏分離の令により、八幡宮は境外となった。sirahata2.jpg
山門をくぐると正面に本堂、sirahata1.jpgsirahata4.jpg
右手に鐘楼堂そして左手に妙見堂。sirahata3.jpg
妙見堂は栃木市内では他に無い。七仏八菩薩所説大陀羅尼神呪経には「我れ、北辰菩薩にして名づけて妙見という。神呪を説きて諸の国土を擁護せんと欲す」とあります。中国の星宿思想から北極星を神格化したもの。
(「とちぎの天台の寺めぐり」下野新聞社発行等を参考にさせて頂きました。)
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