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市内寺院堂々巡り(第十三回)升塚山普門院 [堂々巡り]

今回は都賀町の升塚に行きます。
升塚は日光例幣使街道の宿場町「合戦場」の北隣りになります。
「日光例幣使街道」のうちここは県道3号線(地元では鹿沼街道とも呼んでいます。)に当たり、その東武日光線合戦場駅入口の交差点から北上して約850m行った所で右折する細い道が有ります。入口に「升塚」の案内板が立っています。(うっかりすると見逃してしまいますが)
右折して40mも入ればそこに小高い塚が現れます。史跡「升塚」です。
塚の前に案内板が建てられていて、升塚の由来が書かれています。
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時は大永三年(1523)、鹿沼地方を制した宇都宮忠綱の1800の軍勢は、皆川を目指して侵攻してきた。一方迎え撃つ皆川方は城主宗成が川原田を中心に陣を張り、両軍譲らず大混戦となった。
この川原田合戦の激戦地となった場所が「合戦場」の地名として残り、この戦での多数の戦死者を里人が哀れに思い一箇所に集めて葬った場所が升塚であると伝えている。

この地に升塚山普門院と言う寺院が有ったが、今は廃寺となり宝篋印塔や小さな薬師堂と書かれた堂宇等が残っているだけです。
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ただ、升塚の塚の上には桜の木が有り、春には綺麗な花を咲かせています。
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