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栃木市大平町の延命寺 [堂々巡り]

今回訪問するのは、栃木市大平町西水代に有る「延命寺」です。
正式には「如意山 吉祥院 延命寺」と号して、真言宗豊山派の寺院になります。

延命寺は県道36号線(岩舟小山線)の永野川に架けられた千部橋より西に350m程行った北側に参道が有ります。参道を200m入ると「身代り不動尊」の赤い奉納旗が立ち並んでその奥に朱塗りの山門(鐘楼門)が見えてきます。
水代延命寺0.jpg水代延命寺1.jpg
山門を潜り中に入ると、正面にどっしりとした重みのある屋根を持った本堂が建っております。
水代延命寺2.jpg水代延命寺3.jpg
開基は、亮弁僧都が建治年間(1275~1277)に永野川のほとりに一宇を建て、お地蔵様をお祀りして「地蔵院」と称したのが始まりと伝えております。中興開山は秀範上人で、永和四年(1378)鎌倉管領の帰依を受けて、清瀧権現の鎮守とし、愛染堂を営みましたが、康暦二年(1380)に現在の寺院名を制定しました。
延命寺が現在地に移ったのは、承応元年(1652)七月、中興第十四世賢栄の時でした。
本堂には、ご本尊の延命地蔵菩薩をはじめ、もと長谷往生院に有ったと言われる、弘法・興教両大師、金剛・胎蔵両曼陀羅など寺格の格式を物語る物も多く祀られています。
本堂の左側に東向き三間四面の不動堂が建っています。
水代延命寺4.jpg
延命寺のお不動様は、身代りとして厚く信仰されています。
現在は、北関東三十六不動尊霊場の第14番札所となっております。

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