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栃木市吹上町の正仙寺 [堂々巡り]

今日も天気が良く暖かだったので自転車に乗って吹上町の正仙寺を訪れました。
正仙寺の場所を説明するのは、比較的容易です。吹上中学校と(株)吉野工業所栃木工場の間ですから。
栃木市街地からは、県道32号線(栃木粕尾戦)を北上、栃木IC入口前を通過して、その先の信号「吹上町」の交差点を右折、350m程東に進むと道路左側に、緑地に白文字で正仙寺(吹上幼稚園)入口の案内板が有ります。案内に従って左折、道幅が細くなりますが直進する事約300mでお寺の駐車場脇に着きます。手前右側に「吹上幼稚園」が現れますが、正仙寺はその裏手になります。
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正仙寺は「北関東三十六不動尊霊場」の十五番札所に成っています。
正式には「光明山正仙寺」と号し、真言宗豊山派の寺院です。ご本尊は不動明王です。通称「吹上不動」と言われております。
正仙寺は鴻巣山と言う標高170m程の小高い山の南麓に有り、東側の高台に有る「吹上中学校」敷地は、戦国時代皆川成勝の甥「膝付式部少輔宗長」が築城したとされる吹上城の跡です。
吹上城は皆川氏の移封と共に廃城となりましたが、江戸時代には幕府の直轄地として、代官所が置かれました。その後天保十三年(1842)有馬氏郁が下総五井から転付封され、吹上藩を創設、この地に陣屋が設けられました。
正仙寺の登り口左手高台に墓地が有りますが、そこには「吹上城主膝付氏の墓碑」をはじめ、「幕末吹上藩士の墓碑」・「吹上藩斬奸事件勇士の墓碑」・「明治初期自由民権運動勇士の墓碑」・「戊辰の役戦没者官修墳墓」などの墓碑群があり、それぞれに丁寧な説明文が建てられ、歴史的な興味をそそられました。
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本殿正面はガラス戸になっており中の御本尊を見る事が出来ました。
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又本堂前には不動明王像や矜羯羅童子・制多迦童子の像が祀られています。
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お参りをして帰途につきました。

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