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栃木市岩舟町曲ヶ島の瀧水寺 [堂々巡り]

今回訪問するのは、栃木市岩舟町曲ヶ島(まがのしま)にある、瀧水寺です。
瀧水寺の所在地も説明が難しいですが、とっかかりは県道11号線(栃木藤岡線)から行きます。国道50号バイパスとの交差地点から、更に南進して藤岡方面に1.7km程行くと左側に東武日光線の踏切が見えます。この踏切を渡りますが、幅が狭い為大型車等は通行禁止になっています。踏切を渡って車1台が通れる道幅の所を東に600m程進みます。途中でセンターラインの有る道路になり、左右に田畑が広がる田園地帯です。左折をする道路(こちらもセンターライン付です)に曲って、北上250mで道路脇に「瀧水寺入口」の大きな案内板が有りますので、指示通り左折して又狭い田圃道に入ると、前方奥木立の中に茶色の大きな屋根が望めます。目的の瀧水寺になります。
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真直ぐ山門の前に出ます。駐車場は左手に入ると有りました。
山門を潜って本堂へ、参拝を済ませます。ご本尊は木造阿弥陀三尊像です。又、この本堂には県指定文化財の薬師如来像も安置されているそうです。
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「とちぎの天台の寺めぐり」には、
≪伝教大師最澄が関東を巡った際に、小野寺の大慈寺において一木から4仏の薬師如来像を刻し、その内根の部分で作られた像が瀧水寺の薬師如来像で有ると伝えられています。その後、慈覚大師円仁がその像を本尊として一宇を建立、康安元年(1361)に大慈寺の僧亮守和尚が、「長照山華蔵院恵命寺」と号しました。江戸中期に現在の場所に移され「延寿山真光院瀧水寺」と寺号を改め現在に至っています。≫

境内の南西部に赤い鳥居を構えた一宇が建てられています。「山王権現」の扁額が掲げられています。横に「山王権現御由緒」と題した説明文が有りました。
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平安時代より京都の鬼門を守り続けてきた方位の社の為、方位除災・鬼門除け・魔除け等に、ご利益が有るそうです。

又、本堂裏手の墓地の北側の端に六角形の堂宇が新しく建てられています。正面に「光明心殿」との扁額が掲げられています。永代供養墓として、少子化の進む現代において、墓の継承に不安や悩みを抱えている人が増えて来ていますが、そのような方々の気持ちにこたえる為、平成二十二年十月に建てられたものと、お堂の横に説明板が建てられていました。
瀧光寺0.jpg瀧光寺1.jpg
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