久々の太平山 [歩く]
今日、久々に遊覧道路から歩いて太平山(おおひらさん)を回ってきました。
太平山には、初詣に始まり春の桜や夏のアジサイそして秋の紅葉と、1年に何度も登りますが、殆んどは表参道から真直ぐ石段を登り太平山神社に行きます。ですから遊覧道路から歩いて登るのは、久々どころか大人になって初めてかもしれません。最初に登ってのは記憶の中では、小学校2年生の時の様です。これも記憶と言うより、アルバムに残る遊覧道路の途中で撮られた記念写真により認識するだけで、他の記憶は全く残っていません。中学時代1年・2年とも春の遠足は太平山でした。高校は遊覧道路の登り口に有る栃木工業高校でしたから、毎年行われるマラソン大会が、太平山を回るコースだったので、必死に走って登った思い出が有ります。社会人に成ってからは遊覧道路から登るのは車に変わりました。歩いて登る時は遊覧道路は使いません。表参道からの直登です。
という事で、本当に久しぶりの遊覧道路からの、太平山に登って行きます。
永野川の「上人橋」を渡り、母校である「栃木工業高校」の前を通過して、桜のトンネルの遊覧道路になります。私が高校に通っていた頃は、学校の周りは田圃だけで、遊覧道路から校舎が一望出来ました。現在は家が増えて、なかなか学校が見える場所が有りません。
(1968年撮影、栃木工業高校) (現在の栃木工業高校、家の陰で良く見えない)
途中から道路の両側にはゴルフ場が広がります。ゴルフ場の駐車場は平日のも関わらず車が一杯です。グリーンではキャディーさんやプレーヤーの声が飛び交っています。昔クラブハウスを遊覧道路から写真に撮った事が有りました。今ゴルフコースの木々が成長してクラブハウスが隠れていました。
(1965年撮影ゴルフ場のクラブハウス) (現在のクラブハウスは成長した木で隠れている)
登り続けて(約1.8km)やっと「長谷川平」にたどり着きます。ここは表参道の「太山寺」の所から分かれた登り道が遊覧道路に合流する場所です。道路の脇に「遊覧道路」の説明板が建てられています。中学2年の遠足ではここの記念碑をバックにクラス全員の記念写真を撮りました。
(長谷川平に建つ記念碑) (遊覧道路の説明板)
「長谷川平」から「大曲り」は直ぐの所です(約300m)。ここで道路は左右に分かれます。右に行くと「見晴台」で行き止まりです。「太平山神社」へ行くのもこちらが近くですが、上には駐車スペースがあまり有りません。左に行くと「謙信平」を通って下り道路に成ります。今回は左へ行きます。この分かれ道の正面に「高慶大師」の像が建てられています。その左脇に「前田雀郎」の句碑「太平の 曲れば此処も 花吹雪」が建てられています。
(大曲りの分岐) (大曲駐車場に建つ案内板)
(高慶大師の像) (高慶大師の由緒を記した説明板)
大曲の駐車場の脇を通って暫らく行くと(約300m)、前方に朱塗りの「隨神門」の前に出ます。表参道を真直ぐ来てアジサイ坂から石段を登って来ると、この門の前に出てきます。私もいつも登る時はこの石段を登って来ます。そしてこの「隨神門」を潜ってその先の石段を又登って行くと、「太平山神社」本殿の前に行くことが出来ます。が、今回はここも通り抜けて前に進みます。
(太平山神社の隨神門)
直ぐその先(300m)で「謙信平」に成ります。ここには多くの土産物店が並び、名物の「だんご・焼き鳥・卵焼き」などを食べられます。「謙信平」の地名の由来を記した案内板も建てられています。
その説明文に有る様にここからの眺めは、関東平野が一望出来、晴れた日には富士山や東京新宿副都心の高層ビル群、最近は東京スカイツリーなども地平線上に見る事が出来ます。
今日は霞んでいましたが、かすかに東京のビル群を確認出来ました。
西の方向に目をやると、太平連山の西の端「岩船山」や、その後方に「三毳山」をシルエットとして見る事が出来ました。
又、太平山には多くの石碑が建てられていますが、「謙信平」では山本有三の文学碑や、「水戸天狗党の鎮魂碑」を見て来ました。
(山本有三文学碑) (水戸天狗党の鎮魂碑)
現在、山本有三文学碑は木々に覆われている為、目の前まで行かないと見る事が出来ません。
「謙信平」にて石碑や眺望を眺めている内に、4時を過ぎてしまったので、ツツジ園を回って山を下りる事にしました。下りはきついヘアピンカーブが続きます。
下り坂を歩くと、右の靴の締めが少し緩かった為、靴の中で足が前に突っ込む感じで、歩きにくく調整をし直しました。(下る事約1.2km)六角堂前で表参道に合流します。ここから道路は真直ぐに下ります。自転車だったら恐ろしいほどスピードが出てしまう所です。ここは1歩1歩小幅に膝に負担が来ないよう前に進んで行きます。
信行寺の所まで来たら左に折れ、切通しの道を通り栃木農業高校の前に出て、高校の東側の小道を歩き薗部町の「北向き地蔵」の前を過ぎます。
(栃木農業高校前に建つ道案内) (薗部町北向き地蔵の堂宇)
永野川の右岸の土手を上人橋まで行って、ゴールの錦着山です。
(永野川に架かる「上人橋」の奥に本日のゴールとする「錦着山」)
今回は来月のウォーキング大会に備えての足慣らしですが、これから「太平山」に登るのでしたら、紅葉の時期がお勧めです。尚、走るのが得意な方は今回歩いた所と、ほぼ一緒のコースを走る「太平山回遊駅伝競走大会」が毎年2月に行われますので、友達を誘って参加されるのも良いのでは。
(2013年11月に撮影した太平山謙信平の紅葉)
本日の総歩数18,250歩、歩行距離約12kmでした。登り下りのコースの為少し足に来ました。
太平山には、初詣に始まり春の桜や夏のアジサイそして秋の紅葉と、1年に何度も登りますが、殆んどは表参道から真直ぐ石段を登り太平山神社に行きます。ですから遊覧道路から歩いて登るのは、久々どころか大人になって初めてかもしれません。最初に登ってのは記憶の中では、小学校2年生の時の様です。これも記憶と言うより、アルバムに残る遊覧道路の途中で撮られた記念写真により認識するだけで、他の記憶は全く残っていません。中学時代1年・2年とも春の遠足は太平山でした。高校は遊覧道路の登り口に有る栃木工業高校でしたから、毎年行われるマラソン大会が、太平山を回るコースだったので、必死に走って登った思い出が有ります。社会人に成ってからは遊覧道路から登るのは車に変わりました。歩いて登る時は遊覧道路は使いません。表参道からの直登です。
という事で、本当に久しぶりの遊覧道路からの、太平山に登って行きます。
永野川の「上人橋」を渡り、母校である「栃木工業高校」の前を通過して、桜のトンネルの遊覧道路になります。私が高校に通っていた頃は、学校の周りは田圃だけで、遊覧道路から校舎が一望出来ました。現在は家が増えて、なかなか学校が見える場所が有りません。
(1968年撮影、栃木工業高校) (現在の栃木工業高校、家の陰で良く見えない)
途中から道路の両側にはゴルフ場が広がります。ゴルフ場の駐車場は平日のも関わらず車が一杯です。グリーンではキャディーさんやプレーヤーの声が飛び交っています。昔クラブハウスを遊覧道路から写真に撮った事が有りました。今ゴルフコースの木々が成長してクラブハウスが隠れていました。
(1965年撮影ゴルフ場のクラブハウス) (現在のクラブハウスは成長した木で隠れている)
登り続けて(約1.8km)やっと「長谷川平」にたどり着きます。ここは表参道の「太山寺」の所から分かれた登り道が遊覧道路に合流する場所です。道路の脇に「遊覧道路」の説明板が建てられています。中学2年の遠足ではここの記念碑をバックにクラス全員の記念写真を撮りました。
(長谷川平に建つ記念碑) (遊覧道路の説明板)
「長谷川平」から「大曲り」は直ぐの所です(約300m)。ここで道路は左右に分かれます。右に行くと「見晴台」で行き止まりです。「太平山神社」へ行くのもこちらが近くですが、上には駐車スペースがあまり有りません。左に行くと「謙信平」を通って下り道路に成ります。今回は左へ行きます。この分かれ道の正面に「高慶大師」の像が建てられています。その左脇に「前田雀郎」の句碑「太平の 曲れば此処も 花吹雪」が建てられています。
(大曲りの分岐) (大曲駐車場に建つ案内板)
(高慶大師の像) (高慶大師の由緒を記した説明板)
大曲の駐車場の脇を通って暫らく行くと(約300m)、前方に朱塗りの「隨神門」の前に出ます。表参道を真直ぐ来てアジサイ坂から石段を登って来ると、この門の前に出てきます。私もいつも登る時はこの石段を登って来ます。そしてこの「隨神門」を潜ってその先の石段を又登って行くと、「太平山神社」本殿の前に行くことが出来ます。が、今回はここも通り抜けて前に進みます。
(太平山神社の隨神門)
直ぐその先(300m)で「謙信平」に成ります。ここには多くの土産物店が並び、名物の「だんご・焼き鳥・卵焼き」などを食べられます。「謙信平」の地名の由来を記した案内板も建てられています。
その説明文に有る様にここからの眺めは、関東平野が一望出来、晴れた日には富士山や東京新宿副都心の高層ビル群、最近は東京スカイツリーなども地平線上に見る事が出来ます。
今日は霞んでいましたが、かすかに東京のビル群を確認出来ました。
西の方向に目をやると、太平連山の西の端「岩船山」や、その後方に「三毳山」をシルエットとして見る事が出来ました。
又、太平山には多くの石碑が建てられていますが、「謙信平」では山本有三の文学碑や、「水戸天狗党の鎮魂碑」を見て来ました。
(山本有三文学碑) (水戸天狗党の鎮魂碑)
現在、山本有三文学碑は木々に覆われている為、目の前まで行かないと見る事が出来ません。
「謙信平」にて石碑や眺望を眺めている内に、4時を過ぎてしまったので、ツツジ園を回って山を下りる事にしました。下りはきついヘアピンカーブが続きます。
下り坂を歩くと、右の靴の締めが少し緩かった為、靴の中で足が前に突っ込む感じで、歩きにくく調整をし直しました。(下る事約1.2km)六角堂前で表参道に合流します。ここから道路は真直ぐに下ります。自転車だったら恐ろしいほどスピードが出てしまう所です。ここは1歩1歩小幅に膝に負担が来ないよう前に進んで行きます。
信行寺の所まで来たら左に折れ、切通しの道を通り栃木農業高校の前に出て、高校の東側の小道を歩き薗部町の「北向き地蔵」の前を過ぎます。
(栃木農業高校前に建つ道案内) (薗部町北向き地蔵の堂宇)
永野川の右岸の土手を上人橋まで行って、ゴールの錦着山です。
(永野川に架かる「上人橋」の奥に本日のゴールとする「錦着山」)
今回は来月のウォーキング大会に備えての足慣らしですが、これから「太平山」に登るのでしたら、紅葉の時期がお勧めです。尚、走るのが得意な方は今回歩いた所と、ほぼ一緒のコースを走る「太平山回遊駅伝競走大会」が毎年2月に行われますので、友達を誘って参加されるのも良いのでは。
(2013年11月に撮影した太平山謙信平の紅葉)
本日の総歩数18,250歩、歩行距離約12kmでした。登り下りのコースの為少し足に来ました。
2015-10-06 22:14
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