SSブログ

夏祭りの季節です [祭]

今日から7月です。早い物で2015年も半分が過ぎてしまいました。
この時期になると、週末の夕方外に出ると、遠くから祭囃子の太鼓の音が聞こえてきます。夏祭りの囃子方の練習が始まっているのです。秋祭りの神田囃子とは違う、大杉囃子。神田囃子の構成(大太鼓1、小太鼓2、鉦1、笛1の5人)に加えて鼓(大皮・小皮)大勢が演奏する。囃子連によって大太鼓が複数使用される。神田囃子のリズミカルな派手な調子と比較すると、大杉囃子は少し泥臭い庶民的な懐かしい感じがするのは私だけでしょうか。
神田囃子は栃木秋祭りの人形山車の正面に囃子連が陣取り、華やかに演奏されています。聞き手は山車の周りで下から見上げて鑑賞する形になります。一方、栃木の夏祭りで御神輿の後を造花や提灯等で飾った山車に大太鼓・小太鼓をセットして、その周りで鉦や笛、鼓の演奏者が回りながら演奏する。聞き手も同じ目線で鑑賞する。そんな所により身近に感じられるのかもしれません。
私も若い頃お囃子に魅せられて、小山市の小薬方面まで、お囃子の練習風景を見に行った事も有りました。秋祭りの神田囃子も大好きで、人形山車に付いて歩いてずっと聞いた事も有ります。最近は栃木の秋祭りは観客が増えてしまい、なかなかゆっくり鑑賞できなくなりましたが、この祭りの賑わいも悪くは有りません。
もう20年以上前の事ですが、栃木神明宮の夏祭りで、あの大きな御神輿をかつがせて頂いた経験も有ります。
祭4.jpg祭3.jpg
(私が初めて担がせて頂いた、平成4年7月の神明宮枝社須賀神社神幸祭の様子)
その当時は旧市内の5ヶ町(倭町・万町・室町・旭町・旭町五丁目だったと思います)を巡行していました。午前中から担ぎ手も交代しながら、一日掛かりで各町内を巡るのですが、ともかく重い御神輿です。昼間は担ぎ手も手薄で、交代しても又すぐ担がなければなりません。
祭2.jpg
御神輿の重さに次第に腰が折れて来て、御神輿が沈んできてしまいます。進行係りから「しっかり担げ、御神輿を上げろ」と何度も発破を掛けられたものです。祭りの後しばらくの間、肩と胸が痛かった想いが有ります。
祭1.jpg
それでも、夜になると担ぎ手も増えて、今度はなかなか御神輿のとんぼに集れなくなります。夜になると観客も増えて、祭りは最高に盛り上がって来るからです。
今年も又、7月26日(日曜日)、栃木市神明宮枝社須賀神社の神幸祭が行われます。街角に祭りのポスターを見かけました。最近は御神輿の渡御は夕方の5時からの様です。
祭6.jpg祭5.jpg
(平成25年7月の御神輿渡御の様子)
又、威勢の良い担ぎ手の掛け声や、お囃子の音を早く聞きたく、今から浮き浮きして来ます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0