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逆走の話 [歩く]

今日は天気予報通り、午後から雨が降り始めたが、午後4時から雨の中をウォーキングに出かけました。
普段の生活では特に体を動かすことが殆んど無いので、意識的に歩くようにしています。食事は毎日美味しく頂けているので、歩かないと直ぐに体重が増えて行ってしまいます。1日1時間程歩いて何とか体重を維持できるのです。
そんなことで、今日も雨を押していつものコースを歩いて来ました。県庁堀東側の脇の道を歩き、湊町から幸来橋の手前を巴波川縁を南に富士見橋に向かっている時です。丁度栃木カトリック教会の対岸辺りで、前方から大きな普通自動車がこちらに向かってきました。この通りは北から南方向への一方通行の通りです。雨も降っているし、時間も4時半を過ぎて街灯なども点灯、走行している車もすでにヘッドライトを点灯しているのに、その車はライトも付けていません。「逆走」して来ています。あわてて道路脇に除けると、その車はそのまま行ってしまいました。対向車が来なければ良いなと見送りましたが、車はその先の交差点を左に曲って行きました。あー良かった。と思った時、5年前の恐怖の体験を思い出していました。
その頃の私はまだ会社勤めをしていて、毎朝5時半ごろに家を出て、会社の有る宇都宮市に車で通勤をしていました。冬の朝の6時前はまだ暗く、ヘッドライトを点灯して宇都宮栃木線の今井バイパスを走っていた時です。片側二車線の道路の中央側を走って、東武宇都宮線の跨線橋を登り始めた時に、突然坂の上に光が現れたのでした。「なんだ!」「車?」「対向車!」「逆走!」瞬間的に頭の中でその事体を必死に考えました。
対向車はすごいスピードでヘッドライトをパッシングさせながら接近して来ます。
「どうしたんだ!」「なぜ!」「どうする!」その次の瞬間、私はハンドルを一気に左に切って隣りの車線に逃げ、又ハンドルを戻して何とか無事にその場をかわすことが出来ました。
心臓がバクバクしていました。幸い隣りの車線に走ってた車が無かったので事故に成らずに済んだのですが、対向車はそのまま後方へ去って行ってしまいました。
あと少し坂の上で出会ったらどうなっていたか、対向車も車線を変えていたらとか、色々考えると又恐怖がよみがえってきます。
逆走現場.jpg
(私が逆走車に遭遇した現場。ここを通るとあの時の恐怖がよみがえります。)

最近、高速道路などで、逆走する車が結構いる事をニュースなどで耳にしますが、私もその度にこの恐怖の体験を思い出してしまいます。

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