SSブログ

栃木市嘉右衛門町の妙唱寺 [堂々巡り]

今回訪問する寺院は栃木市嘉右衛門町の妙唱寺です。
正式には「如意山 妙唱寺」と言い日蓮宗の寺院です。

妙唱寺は旧例幣使街道の栃木宿から合戦場宿に行く途中、嘉右衛門町の通りを北に進み、畠山陣屋前を過ぎた所左手に、お寺への参道が有ります。参道の両側に「蟇股の大黒天」と印刷された旗がずっと建てられています。街中に有る寺院ですが境内は緑が豊かです。
妙唱寺0.jpg妙唱寺1.jpg
妙唱寺の開山は仁譲院妙意日慈法尼といい、天保二年(1831)千葉県中山より出向し妙唱庵主として布教活動をしたと伝えています。正式には明治十年からの如意山妙唱寺と言うようになりました。
妙唱寺2.jpg妙唱寺3.jpg
本尊としては十界の曼荼羅木像にて安政三年現在の本堂建立の折り幕末徳川家御三家の一ツ橋公より奉納された仏像14体も安置されていると伝えています。

参道に立つ旗に有る「蟇股の大黒天」は本堂に奉られている木彫りの大黒天で、年に一度の御開帳の時しか見られないようです。御開帳は毎年1月の第三土・日曜日と言われております。
又、毎年日蓮上人の御命日10月13日を中心とした時期に、御会式が行われ、「万灯練供養」が、纏(まとい)、団扇太鼓、鉦や万灯の行列が威勢よく華やかに、嘉右衛門通りや大通りに繰り出します。今年も10月25日(土)の夜に行われました。
御会式1.jpg御会式0.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0