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岩舟町古江の東光院 [堂々巡り]

今年の4月5日に新しく栃木市に合併となった岩舟町の古江「東光院」を巡ります。
古江は岩舟町の西側、佐野市との境に位置し、三毳山の北側。南側はJR両毛線、東側は三杉川、そして西から北にかけて東北自動車道が走っている地域です。
東光院は正式には「施無畏山 東光院 両福寺」と言い、慈覚大師円仁の開基した天台宗の古寺と伝えられています。
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明治の初期に大火に遭い、多くの宝物や過去帳などを焼失してしまった為、寺の歴史も詳細は不明といことです。この寺は小野寺の大慈寺とつながりが深い、大慈寺の住職の隠居寺と言う役割を担っていました。
本尊は阿弥陀三尊立像。又他に釈迦如来・薬師如来・千手観音・不動明王などが有るそうです。
このお寺は佐野坂東三十三観音霊場の第五番札所となっています。
観音堂は本堂のある境内から離れ、南に400m程行った小丘の上に東向きに建っています。
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堂宇に向かった左手方向に「佐野阪東三十三札所拝礼紀念」の石碑が建っている。堂宇正面に「佐野坂東三十三所順礼」として、第一番富岡「引地山日光寺」から第三十三番出流「出流山千手院」までを列記した扁額がかけられている。「大正七丁午歳四月廿一日」の日付けそして願主や世話人の名前が連ねてある。
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民間信仰の様子が垣間見られます。



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