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男は何でも集めたくなる。 [コレクション]

私は何でもコレクションする癖が有ります。これ、男の本能かも。そのくせ私の場合どれも中途半端に終わってしまいます。
子供の頃は「切手の収集」、20代は「テレホンカード」、30代以降は「ビア缶」「スプーン」などが代表的な物。その他にも色々と集めてはそのまま飽きてしまいます。
ビア缶収集.jpgスプーン収集.jpg
平凡な勤労者の給料では書画骨董の様な、お金の掛かるコレクターには到底なれません。又、そんな美術工芸品の良し悪しを目利きする才も有りません。
という事でお金の掛からない収集を始めました。栃木市内の河川に架けられた橋の名前を写真に撮って集めることです。「なに、それ」と思われるかも知れません。それでも始めると結構大変な作業です。
市内もこの平成の大合併で岩舟町まで含まれて来ました。対象となる河川もこれまで知らなかった物も沢山有るからです。又今までの場所でも新しい橋が架けられたり、無くなってしまったり。
橋が架かっていても、名前の表示のない橋も沢山あります。残念ながらこれらは対象外です。地元の人に聞けばきっと普段呼ばれてる名前が有るのでしょうが。
又非常に残念なのは、橋のネームプレートが外されてしまっている物も最近多くなっている事です。私が確認した橋の中にも、再度見に行くとネームプレートが無くなってしまっている所が有りました。
橋名収集1.jpg橋名収集0.jpg
(2010年5月に撮影)
橋名収集2.jpg
(2013年6月に撮影)
それから、道路の拡幅工事等で橋自体が無くなってしまった所も多くなっています。昔は幅の狭い河川でも小さな橋が架けられ、橋柱に橋名がしっかり彫られていた物が道路は広くなり、川は暗渠化されてしまいます。
赤津川橋(1991年)1.jpg赤津川橋、橋名表示.jpg
(箱森町、旧赤津川に架かる赤津川橋、1991年に撮影、今は有りません。)
赤津川橋(1991年)4.jpg2013年6月旧赤津川橋(下流側より).jpg
(1991年の赤津川橋付近と2013年に同じ場所を比較撮影、背景の家は変わりません)
最近箱森町のイオンから新栃木駅へ抜ける幅の広い道路が出来、通行が便利になりました。それに伴い以前、箱森町の十二社から新栃木駅に通じていた道路に架けられていた橋、6ヶ所の内3ヶ所が無くなりました。
現在は土木技術も発達して簡単に立派な橋が作られるようになりました。防災の為に河川改修もドンドン実施され、河川環境もずいぶん改善されています。その中で消えて行く橋の風景、変わって行く橋の風景を私のコレクションで残していこうと考えています。
幸来橋(1991年6月).jpg1980年頃幸来橋.jpg
(大正14年7月竣工の架け替え前の幸来橋)
2000年幸来橋.jpg2013年6月幸来橋、橋名表示.jpg
(平成4年11月竣工の現在の幸来橋、栃木市観光の中心)
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