栃木市旭町神明宮の思い出

私の子供の頃、遊び場と言うと、通っていた第二小の校庭、日限の浅間さんとその周辺の田圃や清水川。少し足を伸ばして巾着さんから永野川の河原。町場の方では神明さん。第二公園の瓢箪池の周りや、神明宮裏手の児童公園。そこには滑り台や鉄棒、ブランコなどの遊具が有った。売店が有って、もんじゃ焼きも出来たが、子供の頃は小遣い銭なんか滅多に持っていなかった。ただただ同じクラスの仲間と公園の中を駆けずり回って時間を潰した。
そんな神明宮の裏手、北東側に有った公園は、湧水が有ったのか神社の境内との間に川が有った。川に粗末な板橋が渡されて、その先に稲荷神社が祀られていた。

稲荷神社は少し小高くなっていて、その周りで良く遊んだ。神社の拝殿前には小さな白狐の置物が奉納されて、所狭しと並んでいました。

現在神明宮の裏手もすっかり変わっています。公園も売店も無く、整備されてせせらぎ公園の様になっています。

稲荷神社は表参道の左側に移され、瓦葺だった屋根も現在は銅板葺に葺き替えられています。今も奉納された沢山の白狐の置物並んでいます。