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栃木市嘉右衛門町の神明神社 [栃木市の神社]

今日も又、暑い一日でしたが、昨日より風が強かったので、陽が落ちてからは、家の中より外の方が、涼しく感じました。午前中街内に、出かける用が有ったので、自転車を使いました。帰りに嘉右衛門町の神明神社前を通った時、通りに面した玉垣の向こう側に、真新しい立札が目に留まりました。
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(旧日光例幣使街道嘉右衛門新田に鎮座された神明神社)
先日新聞の記事「栃木市の神明神社、明治の高札復元」に載っていた「高札」です。想像をしていた物より大きく立派な物です。
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(今年7月5日に復元お披露目された高札)
明治39年9月に出された「県の定め書き」で境内内で行ってはいけない項目が記されています。この種の高札に関しましては、明治五年に縣社に列した、旭町の神明宮が明治六年に境内に於ける禁制の高札を、栃木県下にて最初に下賜されています。
嘉右衛門町の通りは、いつも通っていますが、改めて神明神社に参拝した事が有りませんでしたので、今回初めて参拝をさせて頂きました。
境内に入ると右手に手水舎が有りましたが、使えませんでした。左手は社務所でその奥に神楽殿。拝殿前まで進み参拝を済ませてから、ゆっくり境内内を散策しました。拝殿に掲げられた「神明神社」の扁額は見事な彫刻が施されていました。
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(神明神社の拝殿と周囲に彫刻が施された扁額)
拝殿も本殿も均整がとれた美しい建物です。本殿は神明造りで、旭町の神明宮を小ぶりにした感じです。
境内には他に境内社が二つ建っていますが、扁額等がない為祭神が分かりませんでした。社殿に向かって右手奥に祀られているのが、恐らく須賀神社ではないかと思われます。
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(拝殿の後ろに神明造りの本殿)            (境内の南東隅に祀られた境内社)
社殿に向かって右手に新しい山車蔵が建てられています。正面出入り口のシャッターの面に「仁徳天皇」の人形を載せた山車の絵が描かれています。二年に一度開催される栃木市の秋祭りに嘉右衛門町から巡行する山車が、ここに格納されています。
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(新しく建てられた人形山車蔵)             (境内に奉納された石燈籠)
この神明神社は江戸初期の慶長三年(1598)に創建されたと伝えられます。祭神は天照大神です。幕末の嘉永四年(1851)に拝殿を改築。その後昭和三年に村社に昇格した際に神殿の新築を計画、昭和六年に社殿が竣功して、現在に至っています。


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