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平柳町二丁目の古宿薬師堂 [堂々巡り]

今回巡るのは、栃木市平柳町二丁目の古宿薬師堂です。
古宿薬師堂3.jpg
所在は、県道2号線(宇都宮栃木線)の道沿いに有ります。宇都宮方向から栃木市に向かってくると、県道2号線は平柳町東口の交差点で、県道309号線(栃木環状線)と分岐して市街地方向に進みます。現在この交差点は、都市計画道路3・3・3号小山栃木都賀線の整備が進んでいる所です。交差点を抜けると、道路は歩道の無い二車線道路に成ります。200m程進むと、道路右側「ホームセンター、カンセキ栃木店」の出入り口手前に、目的の古宿薬師堂が建っています。
薬師堂は南向き入母屋造り瓦葺で、屋根の正面全体が向拝として前面に反り出ています。1969年に撮影した時は、屋根瓦等老朽化が見られましたが、現在は修復されて美しい堂宇がよみがえっています。
古宿薬師堂2.jpg古宿薬師堂3.jpg
この薬師堂は天保二年(1831)の建立、御本尊は薬師如来、真言宗豊山派に成ります。
古宿薬師堂6.jpg
「伝承活動昭和63年度、栃木市の社寺」(栃木市老人クラブ連合会)に、この薬師堂の古事来歴が載っています。≪本寺如意輪寺の本寺として西証寺建立の時、その境内に現在の薬師堂が建立された、西証寺の跡については今は古宿公民館として使用している。近くに寺屋敷西証寺(ラント)の呼び名が残っている。≫
古宿薬師堂4.jpg古宿薬師堂5.jpg
堂宇に向かって右手に、2体の地蔵尊や十九夜塔・庚申塔が並んで祀られています。そしてその後ろの塀際にも石塔・石仏が祀られています。
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