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暖かで穏やかな、お正月でした。 [自然の恵み]

2016年の正月は、天候に恵まれ、暖かで穏やかな三が日でした。今日から仕事始めの人も多く、又通常の生活が始まりました。
我家でも家族全員が揃ったのは、大晦日から1月2日の3日間、その中で元日は揃って旭町の神明宮へ歩いて初詣に行きました。天気に恵まれた事も有り、神明宮も初詣の人達の長い行列が出来ていました。
お参りをした後、拝殿横の茅の輪を潜って、知恵を授かりました。
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(旭町神明宮参道に出来た初詣の行列)             (境内に設けられた茅の輪)
子供達がおみくじで、共に「大吉」を引き当てました。今年一年、期待が持てそうな予感がします。

こんな幸せな正月気分を、一年に三回も迎える国が有ります。タイ王国です。最初は日本と同じく西暦の1月1日、カウントダウンで新年を迎えます。首都のバンコクでは、伊勢丹なども併設されているセントラルワールド前の広場に特設ステージが設けられ、多くの市民が集まって大混雑となります。
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(セントラルワールド前広場)       (サイアムパラゴン付近のイルミネーション)
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(エンポリウムデパート前のツリー)     (エラワン廟前交差点の新年イルミネーション)
そして多くの有名人などが参加して、歌や踊りなどで盛り上がり、カウントダウンで新年が明けると、上空に息つく暇もないほど沢山の花火が打ち上げられます。
又、正月を前に、クリスマスも盛大で、大きなクリスマスツリーのイルミネーションが街中に溢れます。このシーズンには日本の年賀状同様、クリスマスやニューイヤーを祝うグリーティングカードのやり取りも行われます。
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(新年を祝うグリーテリングカードの色々)
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二回目は、旧暦の正月です。中華系の人も多く住み、大きな中華街も有るバンコクでは、この2月上旬(旧暦1月1日は通常雨水直前の朔日の為、太陽暦での日付は毎年違ってきます。ちなみに今年2016年は2月8日となります。)の旧正月(春節)も中華街を中心に大々的に行われます。中華街のいたる所で爆竹の音が鳴り響きます。仏教寺院には多くの参拝者が訪れ祈りをささげています。
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(バンコク中華街に有る寺院の旧暦正月の様子)
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(バンコク街中の旧正月の飾り付け)

そして、三回目の正月は、4月13日から15日に行われるソンクラン(タイ正月)です。現在は「水掛け祭り」として知られていますが、元々は純粋に新年を祝う行事で、家族一同が集まり、仏像に聖水を掛けたり、目上の人の手に聖水を注いだりする、儀式が行われていました。ところが近年はこの時期がタイでは最も暑い時期となるところから、若い人を中心に誰彼問わず水を掛け合て、大騒ぎをするだけの祭りの傾向が強くなっています。ソンクランでは知らない人から水を掛けられても、怒らないのがルールに成っています。最近ではトラックの荷台などに水を入れた容器を載せ、通りがかりに水を掛け合ったりしています。中にはお酒を飲んで騒いでいて、車から落ちて怪我をしたり、死亡する事故も起きていて、社会問題にも成っています。
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(スワンナプーム国際空港ロビーにソンクランの飾り付けも)
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(バンコクの街中での水掛け祭りの様子)

世界には色々な正月の姿が有ります。今日もサウジアラビアとイランとの不穏なニュースも流れて来ています。どうか今年も良い年と成るよう祈ります。
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