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「とちぎ橋カード」をゲットして来ました。 [コレクション]

我が栃木県では「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーンが、4月1日から6月30日までの3ヶ月間開催されていますが、その一環として「とちぎ橋カード」が県内10箇所で配布されています。
栃木県内の河川に数多く架けられた橋の中から、栃木県、県土整備部、道路整備課、構造物担当の専門家の方々が厳選した、「橋梁10箇所」。橋好きの私にとって以前から興味の有った橋も有れば、今回初めて現地を訪れて見た橋も有りました。
カード表の橋の写真は、その構造を説明する目的も有り、思川の「観晃橋」や大谷川の「日光橋」は、橋の下部構造を見せる為、下から撮影しています。
今回、そんな「橋カード」をゲットしながら、特殊な構造を持った橋巡りを楽しみました。
<1枚目>松原大橋(まつばらおおはし) 一級河川思川 県道南小林・松原線 
       平成8年(1996)架設。
橋カード松原大橋1.jpg
松原大橋1.jpg松原大橋2.jpg
私の松原大橋との出会いは、1993年10月の架設工事中、思川に何本もの橋脚だけが建っている写真を撮影したのが始まりです。最近では2011年4月2日に歩いて渡っています。東日本大震災が発生した後で、まだ時々大きな余震が起きている頃でした。

<2枚目>観晃橋(かんこうばし) 一級河川思川 県道栃木・小山線
       平成4年(1992)架設。
橋カード觀晃橋1.jpg
観晃橋1.jpg観晃橋2.jpg
観晃橋は栃木から小山駅に向かう時、必ず渡る橋ですが、現在のこの橋が完成した時は、本当に開放感のある橋に成ったと感じました。架け替え前の橋の思い出は、小学3年生の春の遠足が小山の「森永」の工場と小山のSLの操作場見学の後、思川の河川敷に下りて記念写真を撮りました。その記念写真のバックに以前の観晃橋が写っていました。

<3枚目>五行川橋梁(ごぎょうがわきょうりょう) 一級河川五行川 真岡鐵道
       明治27年(1894)架設(推定)、大正2年(1913)転用
橋カード五行川橋梁1.jpg
五行川橋梁1.jpg五行川橋梁2.jpg
五行川橋梁を見るのは今回初めてでした。真岡には2016年5月27日に街歩きに来ました。その時は五行川に架かる「長瀬橋」や「田町橋」、そして行屋川沿いを歩いて「施無畏橋」や「静風橋」などを見て回りましたが、その時はこの五行川橋梁まで足を延ばしませんでした。今度は「橋カード」の様な、蒸気機関車と橋梁の写真を撮りに行きたいと思います。

<4枚目>晩翠橋(ばんすいきょう) 一級河川那珂川 県道西那須野・那須線
       昭和7年(1932)架設。
橋カード晩翠橋1.jpg
晩翆橋1.jpg晩翆橋2.jpg
那珂川に架かる晩翠橋は以前は国道四号線上の橋で、那須温泉や茶臼岳方面に観光に行く時は、必ず渡る橋でした。橋を渡ると直ぐに左に折れると那須道路。現在は高速自動車道で行くことが多くなった為、この橋を渡る機会も少なくなりました。当然以前この橋を渡るとき、橋の下部構造にこのようなアーチ状に成っている事は全く知る由も有りませんでした。初めて晩翠橋を下から撮影したのは平成12年、今回3度目の訪問に成りました。

<5枚目>烏山大橋(からすやまおおはし) 一級河川那珂川 県道那須烏山・御前山線
       平成10年(1998)架設。
橋カード烏山大橋1.jpg
烏山大橋1.jpg烏山大橋2.jpg
烏山大橋に来たのは、今回で2度目です。最初は2015年11月、那珂川の一つ上流側に架かる「平成19年度土木学会選奨土木遺産認定の境橋」の紅葉を撮影に行った途中、烏山大橋の斜張橋の主塔が目に留まり、寄り道をしていました。

<6枚目>渡良瀬橋(わたらせばし) 一級河川渡良瀬川 県道足利・太田線
       昭和9年(1934)架設。
橋カード渡良瀬橋1.jpg
渡良瀬橋1.jpg渡良瀬橋2.jpg
足利の街は私の好きな街の一つで、若い頃は鑁阿寺や織姫公園に出掛けていました。足利の街は「東の小京都」とも称され、街の中を西から東に流れる渡良瀬川には魅力ある橋が、3本架けられています。上流側から「渡良瀬橋」「中橋」「中田橋」。橋カードとなった渡良瀬橋は歌手の森高千里さんの歌詞で全国的に有名になりました。
≪渡良瀬橋で見る夕日を・・・・・≫で歌いだし、≪・・・夕日がきれいな街≫と歌われます。
橋カードもその景色を意識したものに成ってます。

<7枚目>宮の橋(みやのはし) 一級河川田川 県道宇都宮・笠間線
       平成7年(1995)架設。
橋カード宮の橋1.jpg
宮の橋1.jpg宮の橋2.jpg
JR宇都宮駅の西側、田川と大通りとの交点に架かる橋。いつも大勢の歩行者や車が行き来しています。
栃木市から宇都宮に行くと東武宇都宮線が多い為、JR宇都宮駅まで行くのはなかなかありません。今回も久しぶりの訪問でした。

<8枚目>第一松木川橋梁(だいいちまつきがわきょうりょう) 一級河川渡良瀬川
       わたらせ渓谷鐵道 大正3年(1914)架設。
橋カード第一松木川橋梁1.jpg
第一松木川橋梁1.jpg第一松木川橋梁2.jpg
渡良瀬川の上流域、日光市足尾町には明治23年(1890)12月に架設され、現在国の重要文化財にも指定されている、日本でも初期の道路用鉄橋「古河橋」をはじめとして、その他吊橋や斜張橋など特殊な構造の橋が多く架けられている為、私も以前から撮影に通っています。

<9枚目>日光橋(にっこうばし) 一級河川大谷川 国道119号
       昭和37年(1962)架設。
橋カード日光橋1.jpg
日光橋1.jpg日光橋2.jpg
日光駅で電車を降り、一直線に続く登り坂の道を歩いて行く、道路の両側には観光客相手のお土産店や飲食店が並んでいます。下鉢石町、中鉢石町から上鉢石町と抜けてくると道路は大谷川に架かるこの「日光橋」を渡り、対岸の日光の二社一寺へ向かう。ただこの日光橋を渡るとき、私達の目は直ぐ上流側に架かる朱塗りの「神橋」に向いてしまう。この場所はこれまでも何度も来ているが、今回初めてこの「日光橋」を意識して観察しました。改めて見るとやはりこの橋はデザイン的にも派手さが無く、脇役に徹した橋に成っていると感じました。

<10枚目>湯西川橋梁(ゆにしがわきょうりょう) 一級河川湯西川(五十里湖) 野岩鉄道
        昭和58年(1983)架設。
橋カード湯西川橋梁1.jpg
湯西川橋梁1.jpg湯西川橋梁2.jpg
最後の一枚は野岩鉄道湯西川温泉駅でゲットしました。併設されている道の駅湯西川には、ゴールデンウィークに入っていることも有って大勢の観光客が来ていました。
最後の橋カードに写る「湯西川橋梁」は、その眼の前を通る道路の先に見えています。
そこには既に私と同じようにその橋を写真に収めようとしている人が、鉄橋を通る電車が来るのを待っている様で、私も早速撮影の準備をして、無事写真に収める事が出来ました。

「橋カード」の裏面には、「橋名」「路線名」「所在地」「交差物件」「橋長(最大支間長)径間数」「代表形式」「架設年」「管理者」等の基本情報と、「豆知識」として橋の特徴や周辺情報などが記されています。

これらの「橋カード」は今回の観光キャンペーン期間限定版。宇都宮市や日光足尾町などどこのカード配布場所に行っても、県内外からのコレクターが来ていました。カード自体は無料配布に成っていますが、はるばる遠方から時間とお金を掛けて、観光も兼ねて来ています。それが元々この「橋カード」配布の目的でしょうから、これによりまた地元に架かる橋にも興味を持たれる人が増えればと思います。
今回の私の「橋カード」による県内橋巡り、新しい発見も有り楽しい時間を過ごせました。
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