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市内寺院堂々巡り(第十七回)都賀三十三薬師巡礼③ [堂々巡り]

今回は都賀三十三薬師巡礼の第三回目11番から15番を巡ります。
11番は大平町牛久の醫王山牛来寺(ごらいじ)です。
栃木市街地から県道153号線(南小林栃木線)を南下。東武日光線の高架下より1.3㎞程行った辺り。道路左側に桂商事(株)の看板の所を左に入ると60mでお寺の前に出る。
参道の奥に鮮やかな朱塗りの堂宇が見えます。
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牛来寺は嘉祥三年(850)に、慈覚大師円仁によって開基したと云う。
現在本堂としている所は、元は薬師堂で江戸時代に寺が火災により焼失した時、この薬師堂だけが残った。本来の堂宇の周りに軒を増築して本堂としている。
本尊の「木造 薬師瑠璃光如来像」は平安時代の作として、県の文化財指定になっています。

12番は小山市卒島松沼の等覚院です。
JR両毛線思川駅前から南に1km行くと道路の右側に携帯電話の基地局が立っていますのでその十字路を右折して800m程行くと左側に愛宕神社、そしてその先に薬師堂が見えます。
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13番は小山市大本大内川の薬王院です。
こちらはJR両毛線思川駅北口のロータリーからの道を北に行くとT字路になるのでそこを右折。道なりに進むと少し左にカーブをします。650m程で薬師堂が道の左側に見えます。
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薬師堂の前をこの地の字名となっている「大内川」が流れています。

14番は小山市小薬の天龍山長栄寺です。
県道243号線(小山城内線)にて小山方面に進み小薬の集落の南側を東に進むと道路の左側に称念寺入口の看板が有るのでその道に入る。称念寺の前を通り過ぎて300m程行くと左側に薬師堂が有る。
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この薬師堂を管理する長栄寺は北東側100m程度離れた場所に有る。
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このお寺も慈覚大師円仁の開基と伝えています。
同寺に伝わる「小薬郷三薬師略縁起」によれば、嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁は弟子の長栄・常済を伴って下野国室野八島に来たところ光る老木を見つけて歓喜し、一刀三礼して三体の薬師如来を彫刻したという。12番・13番・14番の三ヵ所の薬師如来像がそれである。

15番は寄居町の長福寺です。
14番長栄寺から北に1.8kmほど行った栃木市寄居町の集落の南の入口にあたる所に東向き二間四面の薬師堂が建っております。
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堂内は千羽鶴などが綺麗に飾り付けられておりました。
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