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近龍寺境内に楠木正成・正行の像 [堂々巡り]

先週は盂蘭盆会の為、墓参りやら、両親の実家への訪問、新盆となった親戚への訪問等々非日常的な週でした。更に家族全員が揃う時で、食事もいつもより少し豪華。又、昼の間は暑い事も有って、高校野球のテレビに釘付け状態。その為セーブしている体重もここ数日で増加してしまいました。
でも、この時期の楽しみの一つは、叔父さんから昔の古い話を聞くことが出来る事です。
以前から近龍寺の境内に「楠木正成と正行」の像が有る事は知っていましたが、それがどういうものか知りませんでした。近龍寺のホームページにもこの像の事は、記されていません。
それを今回聞くことが出来ました。
楠木正成・正行の像2.jpg
≪近龍寺の「楠木正成と正行」の像は、「桜井の別れ」と言う古典文学「太平記」の名場面のひとつ。西国街道の桜井の駅で、楠木正成・正行父子が決別する所を石像にしたと言います。桜井の駅で別れた後、正成は湊川の戦いで戦死、今生の別れとななりました。この逸話は戦前の国語や終身・国史の教科書に必ず載っていて、戦前は多くの小学校に置かれていたそうです。この近龍寺の像も元は、栃木第三小学校に有ったもので、戦前教育を受けた人は誰もが良く知っている話だそうです。しかし戦後そうした教育に問題が有ったとして、GHQの指示で撤去する事になったそうです。
この像がどのような経緯で、近龍寺に置かれたのかは、分からないそうです。≫

近龍寺の山門を入ると、正面に本堂が有り、向かって左手に「三仏堂」、右手に鐘楼堂が建てられています。その鐘楼堂の並びに、この「楠木正成・正行の桜井の別れの像」が有ります。
楠木正成・正行の像1.jpg

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