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昔、栃木旧県庁堀でハクチョウを飼っていた? [懐かしい写真]

私が初めてハクチョウの写真を撮ったのは、今から50年前になります。
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撮影をした場所は、栃木市入舟町の旧栃木県庁堀でした。堀の南西部に架かる「鶉橋」の脇、丁度昔の栃木市図書館の裏手(南側)に木の柵が造られていました。その場所からハクチョウが堀に下りられるように、スロープが有りました。
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その後、私のアルバムにハクチョウが現れるのは、1978年1月4日でした。この日は前日に栃木市にも雪が降ったので、雪化粧をした栃木の街並をカメラに収めようと1日街中を撮り回りました。その中に巴波川の「幸来橋」と下流の「巴波川橋」との間辺りで、二羽のハクチョウが泳ぐ姿が有りました。
1978年1月4日雪の栃木1.jpg1978年1月4日雪の栃木2.jpg
そして、その年の夏に同じ場所で、たった一羽で泳ぐ姿をカメラに収めています。
白鳥6.jpg白鳥7.jpg
手前に写っているのは、今はもうなくなってしまいましたが、巴波川の水位を確認する水位計です。

最後にハクチョウを撮影したのは1981年の夏、旧県庁堀の南東側、旧栃木町庁舎の横、「御幸橋」「学橋」「栃木橋」の三つの橋に囲まれた県庁堀と巴波川との間を舟が通る為に造られた漕渠との合流点です。ハクチョウを見に良く子供連れの市民が訪れているのを、記憶しています。
現在は「河骨」が群生し夏には川面の小さな黄色い花を付けています。
河骨1.jpg河骨2.jpg白鳥5.jpg
「河骨(コウホネ)」と言えば、「女人平家」や「安宅家の人々」の作品で有名な作家「吉屋信子」が、「ふるさとを思う心は」として寄せた「野州百話」の巻頭文の中で、少女時代を過ごした栃木町の思い出を語っています。
≪栃木というと、レンゲの花のじゅうたん、巴波川に浮かぶカワフネの黄色いかわいらしい花、野州の春は柴らしかった。≫と。
今、巴波川には河骨は見かけません。





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