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永野川に新しい橋が出来ました。「新千塚橋」 [栃木市の河川と橋]

今日、永野川に新しく架けられた「新千塚橋」を渡って来ました。
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(開通した「新千塚橋」)                      (「新千塚橋」のネームプレート)
「広報とちぎ」の12月号に、「新千塚橋の開通を祝うテープカット」の写真が掲載されているのを目にして、既に開通している事を知りました。
「新千塚橋」の架橋工事が進んでいる事はずいぶん前から確認をしていました。
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(2015年11月29日撮影、下部工事中も「新千塚橋」)
国道293号線が永野川を渡る場所に架かる「尻内橋」の下流側で、その下に架かる「千塚橋」とのほぼ中間点辺りに、この新しい橋は架けられています。
目的は永野川の右岸(西側)に、栃木市が新たに造成を進めている「千塚産業団地」へ、永野川の左岸を川とほぼ並行して走る県道33号線(栃木粕尾線・通称鍋山街道)から進入する為の、まさに玄関口となる橋です。
8月22日に進入路から確認した時、既に橋は欄干も付いて完成している様に見えましたが、まだ通行止めの柵が設けられていました。
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(2017年8月22日撮影、まだ通行止めの柵が見える「新千塚橋」)
「広報とちぎ」の記事によると、「新千塚橋」の開通式は「千塚産業団地」の造成工事完成を祝って、10月14日に竣工式と合わせて行われたと、記されていました。
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(「新千塚橋」の欄干、すっきりしたアルミ製か?、親柱は無し。)
親柱がない為「橋名」や「河川名」等の表示も有りません。最近は橋名プレートを埋め込んだり、ボルトで固定したものは直ぐに持ち去られてしまうので、表示しないのも仕方ないですが、何故か悲しいです。私としては石やコンクリート製の親柱を立てて、そこに「橋名」などを陰刻すれば取られずに済むと思っているのですが。これは橋好きの私の思いに過ぎませんが。

「新千塚橋」を渡ると、永野川の右岸には西側の山麓までの間、広い造成地が目に飛び込んできました。今はまだ建物は一つも建てられていませんが、数年後には多くの会社が進出して、この「新千塚橋」を多くの車両が行き来する事に成るのでしょう。
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(「新千塚橋」の橋上から永野川上流方向を望むと、三峰山(鍋山)の姿が見えました。)
造成地の中に整備された道路を走っていると、広い造成地の中ほどに、大きな木が残って立っています。その木の下に白い石の鳥居が一つ見えます。以前からこの地に祀られていた神社が、移動される事無く「千塚産業団地」内に公園地として残された様です。
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(造成地内に昔のまま残された神社)
鳥居に掲げられた石製の神額には「雷電神社」の文字が刻まれています。祠の横には青面金剛像を陽刻した石仏や「大塚邑」の地名の有る「庚申塔」などが祀られています。
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(雷電神社の神額)          (神社の祠の横に祀られている庚申塔)
この産業団地の建物はきっとこの雷電神社に守られ、雷の被害に遭う事は無いと信じます。
新しい橋が一つ架けられることにより、新しい風景がそこに造られていきます。
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