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タイ王国の首都バンコクの橋巡り [橋梁]

テレビのニュースでは、今日から本格的なゴールデンウィークに入る中、新型コロナウイルスの感染拡大防止の外出自粛要請で、人影が消えた各地の様子を、昨年の映像と比較して流していました。
私も感染するのは嫌だし、他の人にうつすのはもっと嫌なので、極力自宅に引き籠もる生活を続けています。体力が衰えるのを少しでも抑える為、朝はラジオ体操第一・第二を、そして本当に久しぶりに縄跳びに挑戦をしました。最初はビックリするほど体が動かず、1回も飛べない始末。それでも毎日続けていると、10秒・20秒と続く様になって来て、今は何んとか40秒程度まで、連続で飛べるようになって来ました。
それでも、時間を持て余す為、家の周りを掃除するので、埃だらけだった家の周りが、少し見られる様になって来ました。
そんな事で、このブログの話のネタも過去に撮影した写真がベースになって来ています。
今回は10年程前に撮影したバンコクの橋を取り上げました。

バンコクと言えばタイ王国の首都で、「天使の都」とも呼ばれています。その街を流れる川と言えば、チャオプラヤ川が有名です。この川にはバンコク域内だけでも12カ所に架橋されていますが、今回はその中で私が歩いて渡った二つの橋をまず紹介します。
最初に渡った橋は、戦勝記念塔から真っ直ぐ西方向に走る「ラチャウィティ通り」がチャオプラヤ川を渡る場所に架かる「クルントン橋」です。この橋は曲弦トラス式6径間で、1957年に開通した4車線、全長366メートルの立派な橋です。が、老朽化の為に2012年8月28日から、6輪トラック以上の大型車両は通行禁止に成っています。
クルントン橋(.jpg
(曲弦トラス式6径間のクルントン橋、右岸橋詰のレストランより撮影)
クルントン橋1.jpgクルントン橋(親柱).jpg
(4車線、両側に歩道も付いています)(橋の親柱です。タイ語表示が有りますが読めません)

次に渡った橋は、「クルントン橋」の一つ下流側の「ラーマ8世橋」です。
タイ国政府観光庁ホームページによると、≪ラーマ8世橋は、ラタナコシン島からトンブリーへの交通渋滞を緩和するための王室プロジェクトとして建てられました。ウィスカサット通り(Wisut Kasat Road)とアルンアマリン通り(Arun Amarin Road)を結ぶチャオプラヤー川を渡るこの橋は、非対称の斜張スタイルで世界5番目に長い橋としてバンコクのランドマークにもなっています。≫と、紹介されています。
非対称斜張橋で、2002年5月7日に開通、全長475メートル、主塔高さ160メートルに成ります。

ラマ8世橋(公園より).jpg
(ラーマ8世橋、右岸橋詰下流側の「ラーマ8世公園」より撮影しました)
ラマ8世橋(主塔と親柱).jpgラマ8世橋(ライトアップの主塔と親柱).jpg
(斜張橋の主塔と親柱) (ライトアップされた主塔と親柱、ナイトクルーズの船上より撮影)

次はチャオプラヤー川からはなれます。バンコク中心部主要交通システムのBTS(通称スカイトレイン)に乗って、少し北に行ったモチット駅の直ぐ目の前に有る「チャトチャック公園」です。公園の南隣には「チャトチャック市場」も有り、休日には多くの人が訪れます。公園内では木陰で休む時に、下に引くゴザを貸し出すサービスが有ります。そんな公園の北の橋近くに有る池に3番目に紹介する橋は有ります。
チャオチャック公園内の橋1.jpg
(チャトチャック公園内の池に掛けられている橋)
チャオチャック公園内の橋2.jpgチャオチャック公園内の橋3.jpg
(休日公園には沢山の人が憩いを求めて集まります)(緩やかな曲線を描く橋)

チョッと変わった形の橋が王宮近くの運河に架けられています。その形は有名な画家ゴッホが描く「アルルの跳ね橋」の片側だけにした様な形の橋です。
王宮近くの運河に架かる跳ね橋1.jpg王宮近くの運河に架かる跳ね橋2.jpg
(ゴッホの名画「アルルの跳ね橋」の片側だけにした様な橋)
この橋は、スクンビットから乗り合いバスで王宮へ出かけた時、バスの終点近くで見つけました。

スクンビットから王宮方面に移動する手段としては、水上バスで行く方法も有り、私も何度か利用しました。水上バスが走る運河の名前は「セーンセーブ運河」と言い、バンコクの街の中心部を東西に横断しています。
セーンセーブ運河の水上バス2.jpgセーンセーブ運河の水上バス3.jpg
(セーンセーブ運河の水上バスは、いつも満員状態です)
セーンセーブ運河の水上バス1.jpg
(運河の川面に白波を立てて走る水上バス)

この「セーンセーブ運河」には、人が歩いて渡る小さな橋から、パヤータイ通りの様に車線が八つも有る広い橋等、多くの橋が架けられています。そんな運河の西端、民主記念塔の東、マハーカーン砦の脇の運河に架かる橋が「パーンファーリラート橋」です。
パーンファーリーラート橋1.jpg
(右側の橋が「パーンファーリーラート橋」です。左奥がマハーカーン砦)
パーンファーリラート橋(親柱).jpgパーンファーリラート橋(親柱の飾り).jpg
(背の高い堂々とした親柱)     (親柱中程の装飾品)

親柱の装飾と言い、高欄の装飾と言い、他には見られない豪華な橋です。
この橋の外にも、セーンセーブ運河に架かる橋には、親柱や高欄に嗜好を凝らした橋が有ります。
私が気付いたものを紹介します。

№2高欄.jpg№4高欄.jpg
(マハトタイウット橋の高欄)            (チャロエンラット橋の親柱)

№8高欄.jpg№9高欄.jpg
(シャレルムラ56橋の象の親柱)   (シャレルムワールド55橋の高欄)

外にも気になる橋がまだまだ沢山有ります。出来る事なら又、行ってみたいものです。
その為にも、早くこの「ステイ・ホーム」が終わって欲しいです。

今回参考にした資料は、グーグルマップですが、著名な地名等は日本語や英語で記載されていますが、マイナーな地名はタイ語記載のみの為、読解不可に成ります。簡易翻訳機能で確認を試みたりしましたが、誤解釈の心配も有りますので、ご容赦下さい。

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